【今週のコメント】
史上最短で梅雨があけてしまいました。そして7月になりました。1年も半分が過ぎてしまいました。新型コロナの感染者数が非常に多くなったり、海外ではロシアのウクライナ侵攻だったり、異常な高気温だったり、今後の生活の不安材料がたくさんだった半年でした。
感染性胃腸炎はまだ2桁でした。年齢の小さい方たちは下痢。今週は小学生の方たちも数名でしたが、腹痛であったり、嘔気があって食べられなかったり、下痢で強い腹痛の方もありました。家族内感染はありませんでした。
咽頭結膜熱が2名。同じ保育園ではありません。いつも夏に多くなってくる疾患です。京都市でも報告数は多くなっています。今までのように夏風邪として、今後も多くなるかもわかりません。いつもの流行状況が戻ってくるかも?とはいえ、手足口病もヘルパンギーナも見かけませんが。高熱が出て来られる方ののどを見ても、口内炎はありません。逆に扁桃に浸出液があり、高熱が続く方も増えてきています。この滲出性扁桃炎はコロナより、もっともっとしんどいですね。
水ぼうそうが1名。感染者が出ている同じ保育園の方です。が、ワクチンは2回接種し終わったばかりで、それらしい発疹は少しあるのですが、普通ならここには出る、と言う場所に出ていなかったりして、微妙ではありました。いずれにしても極軽症です。
新型コロナウイルス感染症は少しずつ増えてきています。ヨーロッパなどでも同じ傾向にあるようです。好きな季節も何もないウイルス。皆がかかりつくしたら終わりかと思いつつ、オミクロン株に2回感染した人は、わずかながらいた、と言う話も聞きました。4回目のワクチン接種がいるのだか、要らないのだか。子どもが感染したら、3回接種していようが、特に母親はうつっていることが多いです。ワクチン接種も9月30日で終了とのこと。今後の輸入予定もなく、日本製のワクチンが開発されていくかとは思いますが。ワクチンの効果はインフルエンザと同じくらいでしたね。
週末はやっと雨が降って、異常な高温も少しは和らぎました。とは言え30度は超える毎日です。熱中症の方が増えているので、水分、塩分をマメに摂るようにしてくださいね。 |