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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年6月17日〜6月23日
(第25週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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感染性胃腸炎 |
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1
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2
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1
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水痘 |
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1
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1
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手足口病
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2
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3
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3
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1
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2
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1
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
平年より2週間以上遅れて、やっと梅雨入りしました。統計開始後3番目に遅いということです。そして週末は大雨になりました。しばらく天気の悪い日が続きそうです。
手足口病が非常に多くなりました。いろいろな保育園で流行りだしました。コロナ後、再び増えだした2年前はそれほど大きな山にはならなかったので、今年は大きな流行になりそうです。2歳以下の方が多いのですが、4〜5歳のお子さんも感染されます。2019年に大流行し、その後コロナでしばらく感染症が減ったので、流行せず。そのあとに生まれたお子さんたちが今うつって流行が大きくなっているものと思われます。原因ウイルスはほとんどがコクサッキーA6、水疱が大きくなるタイプのものです。週末に受診されたお子さんも、手の甲、口の周り、膝の裏側にも湿疹があり。かさぶたになってまるでトビヒのような状態になっていました。今年は特に湿疹のひどいお子さんが多いです。が、また足の甲に溶連菌様の小紅斑が出る方もあり、非常にわかりにくいです。喉の奥だけでなく、舌にも口内炎ができたけれども、手足に湿疹は出ない。へルパンギーナとも言えないようなお子さんもあります。こういう方たちは報告数には上がらないので、実数はもっと多いかも知れませんね。
幸い感染性胃腸炎は少ないままです。家族内感染もなく、今後は増えないでしょう。
ワクチン2回接種済みの水痘のお子さんが今週もありました。いろんな学校でパラパラ出ているようです。
昨年の今頃より、増えてくるスピードは早くないですが、COVID‐19が2例。高校生と大人の方。大人の方は症状が全くなく、いつが発症かもわからないような状態でした。検査する必要があるのかないのか、と思ったりします。
雨の季節が始まったので、蒸し暑くなりました。汗をかいてトビヒになるお子さんも増えています。傷のあとも要注意です。常にシャワーを浴びるのは難しいですが、皮膚はまめにきれいにしてあげてください。
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