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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年5月13日〜5月19日
(第20週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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1
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3
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感染性胃腸炎 |
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2
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2
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1
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3
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1
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1
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1
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1
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水痘 |
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1
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手足口病
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3
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3
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
週明けの雨は、大きな被害は出ず、ホッとしました。雨のあとはまた気温が上がったり下がったりです。今週も気温差の激しい1週間でした。
感染性胃腸炎は今週は減っています。大きいお子さんは少なく、大人の方も感染していませんが、保育園の小さいお子さんの嘔吐、下痢が目立ちました。一つの保育園で流行しているのではなく、いろんな保育園でパラパラとでています。今の時期は基本的には感染力の強いノロウイルス胃腸炎は少ないです。アデノやエンテロウイルスが原因になっていることが多いと思われます。
今年は流行の年に当たる手足口病が3名。いずれも水疱の大きいタイプでした。昔ながらの典型的な手足の先に出るものはあまり見ていません。今年すでに2回目の感染、という方もありました。発疹はあまり出ず、指の先の湿疹も気にならなかったのに、落屑がはじまってわかったような例もあり、最近の手足口病は診断しづらいお子さんがあるのかも。
全体に報告数が増えてきている溶連菌感染症は、当院では数は多くはありませんが、コンスタントに出続けています。こちらも咽頭所見は典型でなく、咽頭痛が強いので調べると陽性になる、というほうが多くなっているかもわかりません。
水痘は、感染者がいると、受診されましたので、疑いを持った目で見て、診断できたような状態です。水疱はできません。ワクチン接種者の感染はとてもわかりにくいです。
今週インフルエンザは1名、B型でした。どこの都道府県でも増えているところはなく、感染症情報センターでは収束宣言がなされました。最後の報告を見ると、AH1pdm09の割合が少し増えているようでした。
COVID19は第19週はその前の週よりは増えていました。第18週はゴールデンウィークの休みの週なので、今後増えてくるのかどうかはなんとも言えません。
雨が上がった後はまた夏日が続くようです。今からこんなに暑かったら、夏になったらどれだけ気温が高くなることか…。今から心配になります。
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