【今週のコメント】
2学期が始まりました。が、延期になった学校もあります。コロナ感染者は延期になってもまだまだ増えているでしょうが。あまりどこへも出かけられなかった夏休みだったかも。雨が多かったあとは、ずいぶん残暑が厳しくなりました。
感染性胃腸炎は1歳児が多かったでした。同じ保育園のお子さんもありましたが、下痢の症状だけで、感染力の強いものではありません。いわゆる夏風邪ウイルスがおなかの症状を起こすのだと思われます。小学生は腹痛、食欲がないといったものでした。
突発性発疹がなぜか3歳児に3名も!年齢は大きいのですが、皆さん今までに突発性発疹にはなったことがない、と言う方ばかり。ヒトヒト感染はありませんので、もちろん別々の保育園です。高熱が続いたあと(3〜5日!)下がってからの発疹。これは典型的な突発の時に見られる発疹でした。
今年度1例目のヘルパンギーナ。高熱1日。口内炎は増えていましたが、口の痛みは少なかったです。手足口病はまだ1例もありません。
RSウイルス感染症が1名。少なくなっていましたが、保育園で報告があるということで、1歳以下だったので検査しました。気管支炎はありましたが軽症です。.
新型コロナウイルス感染症、関東地方ではピークアウトしているようです。関西地方でも大阪、兵庫はぼちぼちピーク、京都はまだまだこれからで、足元でも増えてきました。デルタ株が子どもの間で増えると言うのは切実で、保育園内でも感染者が増えました。皆さん軽症ではありますが、いろいろと大変です。日本の報告の中には10歳以下の重症者も少数はありと。20歳代で初めて亡くなった方があったり。率からすると少ないのではありますが。そういう例が不安を煽るのでしょうが、若い方の死亡率のみ見るとインフルエンザよりは少ないです。年長者の致死率は比べ物にはなりませんが、それだけインフルエンザの感染者が多く、大騒ぎはされない、と言うことでしょうか?
学校が始まっても、今まで通りに思いどおりに遊んだりできない毎日かもしれません。まだまだ暑い日が続くようで、熱中症にも気を付けて下さいね。 |