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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2025年5月26日〜6月1日
(第22週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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2
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2
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4
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感染性胃腸炎 |
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3
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1
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1
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1
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1
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1
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2
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10
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水痘 |
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1
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1
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手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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1
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1
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1
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1
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1
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5
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突発性発疹
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1
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1
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百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
6月になりました。色とりどりのアジサイがきれいに咲きだしました。でも、カタツムリは最近見ない気がします。見つけられないだけかもしれませんが。気温差のある毎日なので、だからなのか、夏風邪は少なく、全体に受診者はあまり多くなかったような気がします。
感染性胃腸炎は年齢の小さいお子さんは下痢が中心。大きい方は腹痛が強く、嘔気が続いてあまり食べられない、というような症状でした。ロタウイルス胃腸炎の集団発生は、その後は報告されていないようなので、すごく増えてきているというわけではなさそうで、ノロウイルス胃腸炎の報告も減っているようです。
週によって流行している場所が違うので、今週は伝染性紅斑は目立ちました。頬の赤みがあまり出なかったり、わかりにくい方もあるので、知らない間に感染していることもあるかもしれませんね。とにかく大人の感染者は非常に少ないです。
例年6月ごろがピークになる溶連菌感染症ですが、それほど多いとは感じられません。咽頭痛が非常に強く、熱も出たりする方は来られるのですが、菌は陽性にならないほうが多いでした。
水痘がまた1名。ワクチン2回接種済みです。大きい水泡は少なかったでしたが、はっきりと診断できるものでした。先週の水痘の方は小さかったですが、しっかりと痂疲化はみられ、水ぼうそうで間違いありませんでした。今後の対策は、ワクチンの追加接種?ずいぶんこういう問題が増えてきました。日本のワクチン行政は遅れているのであまり期待はできませんが、百日咳も含め、一つずつでも動いて行ってくれると良いのですが…。大人の水痘ワクチン接種には補助金が出るようではありますが、どちらを優先すべきなんでしょうか?
週の前半は受診者が少なかったのですが、後半は増えて、急性呼吸器感染症は男性36名、女性25名でした。1〜4歳は32名です。5〜9歳が13名(先週と変わらず)。10〜14歳が9名と、これは高熱が出る夏風邪が多かったようです。咳のひどい方は少しありました。.
梅雨入りはまだまだ先で、来週の半ばに、最高気温33度、とか言う数字を見つけて、ちょっとゾッとしています。今年の夏も暑くなりそうです。
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