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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年7月8日〜7月14日
(第28週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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1
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1
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2
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6
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感染性胃腸炎 |
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1
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1
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1
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2
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1
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1
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1
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水痘 |
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0 |
手足口病
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1
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6
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2
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2
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2
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1
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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1
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1
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麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
海の日連休ですが、あいにくの雨で荒れた天候です。島根県、松山市などで土砂崩れの災害が発生しています。線状降水帯の発生は予想しがたいようで、普段からハザードマップを確認しておく等、個人の対策も大切ですね。
手足口病がまた多くなりました。流行している保育園、幼稚園があります。子どもの集まる所に行った乳児さんが感染して、そこから少し大きい兄弟にうつったりしています。熱も出ず、口の痛みもあまりなかったので、良かったでした。湿疹はしっかり目の大きな水疱ができていましたが、口内炎は小さかったでした。今年手足口病から分離されるウイルスはほとんどがコクサッキーA6です。それ以外はコクサッキーA16がごくわずかで、エンテロウイルス71は検出されていないので、重症者も少ないものと思われます。テレビではうるさいほど報道されていますが。
一人だけ、咽頭所見からヘルパンギーナの診断になるお子さんがありました。体に発疹は出ませんでした。
感染性胃腸炎のお子さんは、今週は小学生もありました。学校内では多くはなく、高熱と胃腸症状が強く、熱が下がるまでに少し時間がかかっていました。おそらく夏風邪のウイルスが原因だと思われます。小さいお子さんたちは下痢中心です。
まだ溶連菌感染症が少し多い状態です。熱は上がらないけれども、咽頭痛が強くて、特徴的な咽頭所見のある方が多かったようです。熱がでて咽頭痛が強くても、のどの赤みが強くない場合はほぼ陽性にはなりませんでした。
沖縄、九州地方でCOVID‐19が非常に増えだしました。昨年の立ち上がりに近づき、夏の流行が始まりそうです。当院では変わらず、中学生と大学生のお二人。ともに学校で感染者がいるということでした。高熱は出ていますが、若い方は熱は続かず元気です。
休みが終わったらいよいよ遅い梅雨も明けそうです。そして昨年以上に暑い夏が始まるということです!京都の夏休みは、近畿地方の他府県より短いんですね。 |