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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2025年4月28日〜5月4日
(第18週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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0 |
感染性胃腸炎 |
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1
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2
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1
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1
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1
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2
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2
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10
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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1
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1
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1
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3
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突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
ゴールデンウィークが終わりました。長くて9連休の所もあったようですね。後半は天気が悪くて気温も少し下がりましたが、いかがお過ごしでしたでしょうか。熱が続いて心配な方も少しありました。
今週の診療日は4日だけでした。感染性胃腸炎はその影響もあってか多くありませんでした。がノロウイルス胃腸炎なのか、嘔吐のしんどい症状が、大きいお子さんも含めて兄弟に広がったご家族はありましたが、ご両親はうつらなかったようでした。例年ゴールデンウィーク後まで少し多い状態が続いて、その後は夏に向かってどんどん少なくなっていくと思われます。ロタウイルス胃腸炎の動向も心配なところです。が、連休なので新しい情報はまだ更新されていないようです。
次に多かったのは伝染性紅斑です。今週は大人の方の感染が1名ありました。関節痛はありましたが、それほどひどい症状ではなかったようです。ぼちぼち今頃がピークでしょうか。
他にCOVID-19が1名。今はずっと少ないけれどもゼロではない、というような報告数で来ています。昨年はゴールデンウィークの移動によるものか、そのあとから夏のピークに向けて増えだしています。今年も同じように増えてくるでしょうか?COVID-19に対する皆さんの意識はずいぶん変わっていると思いますが。
まだ意味のよく分からない、急性呼吸器感染症。今週は上述のように診療日数が4日でしたので、総数は男性31名女性31名と減っています。飛び石連休もはさみましたが、連休の前後でもさほど多くはありませんでした。一番多いのはやはり1〜4歳で36名を占めていますが、新学期の始まる前の初めての報告の時のようにほぼ全員1歳代というわけではありません。3〜4歳が多いと感じました。5〜9歳が12名、0歳は5名、10〜14歳も5名、15〜19歳が3名、といったところです。今からは夏風邪が増えてくる時期になりますが、どうなるでしょうか?
毎年子どもの日にちなんで、総務省統計局が2025年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口)を推計しています。1366万人と44年連続の減少です。人口に占める子どもの割合も11.1%と51年連続の低下しています。世界的にも4000万人以上の人口の国で、韓国に次いで2番目に低くなっています。今後どう変わっていくでしょうね。
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