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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2025年4月7日〜4月13日
(第15週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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1
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1
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A郡溶血性連鎖球菌感染症
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0 |
感染性胃腸炎 |
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1
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2
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1
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2
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1
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3
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1
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2
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1
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2
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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1
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1
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1
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3
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突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
高校、中学校、小学校と無事に入学式が終わりました。桜は散ってしまいましたね。小学校では遅い新学期のスタートです。最高気温はほぼ20度を超えていましたが、朝晩は冷えて、家の中ではまだまだ寒いと感じる日々でした。
やはり感染性胃腸炎は多いです。保育園では出ています、という状態で、クラスで固まって出ているところは少ないです。検出されているウイルスはまだノロウイルスが一番多いようですが、症状の重い方はあまりありませんでした。細菌性胃腸炎なのか、腹痛が非常に強く、下痢の回数が多くてしんどい方もありました。
次に多いのが伝染性紅斑でした。多くなったり少なくなったりですが、まだまだ増えそうですね。しんどい病気ではないのですが、感染したかどうかを知っておくことは大切です。
インフルエンザは1名B型でした。学校はまだ始まる前だったので、広がることはないでしょう。日本全体の報告ではほとんどの都道府県で減少しています。インフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2025年第10週〜2025年第14週)ではAH3亜型が41件(47%)、B型が31件(36%)、AH1pdm09が15件(17%)ということで、AH1pdm09は少なくなっています。新学期が始まって増えてくるでしょうか?今シーズンは昨年末からお正月の間に大人の感染者が多かったのですが、全体にみると感染者は非常に少なかったでした。
もう冬期の流行も終わりに向かっているでしょうか。COVID-19は報告はありません。京都では昨年とは半分の報告数で、減少の一途をたどっています。夏季の流行が始まるのはゴールデンウィーク以降だと思われます。夏季にも増えるとすればですが。
今週から報告の始まった急性呼吸器感染症(かぜ)。男性24名、女性18名でした。1〜4歳の年齢がその半分以上を占めていました。ほぼ全員1歳代でした。これがどんな意味があるのか??とりあえず数の報告のみにとどめます。今は春休みで一番少ない時期ですね。
雨の日から始まって、週の初めは気温が低いのですが、その後はどんどん上がり、週の半ば以降は夏日が続く予想です。最高気温が27度の日も!新しい生活が始まりましたので、頑張りすぎないようにいたしましょう。
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