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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年9月2日〜9月8日
(第36週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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2
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2
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5
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感染性胃腸炎 |
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1
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2
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1
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1
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水痘 |
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0 |
手足口病
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2
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6
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5
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2
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3
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3
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1
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1
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
いつまでも暑いですね。いまだに最高気温は35度を超え、最低気温は25度。朝晩少し涼しくなった時もあったのですが、まだまだ秋は遠いようです。
手足口病がまた非常に多くなりました。いろんな保育園で大流行しており、1〜2歳のお子さんが多いのですが、小学生、お母さんもうつりました。2度目の感染の方もあります。ほぼ熱は出ず、湿疹も水疱になるタイプのものはありません。口内炎もあまり多くないのですが、中にはたくさん出ている場合があり、口が痛いのは大人でも嫌ですね。例年手足口病は9月にもまた増えて、少なくなるのは10月過ぎた頃となり、少し小さな山がくっついていたような印象です。まだもう少しでしょうか?
今週は溶連菌感染症が少し目立ちました。年齢の小さい方の感染もありました。発疹が出ているお子さんも数例。逆に溶連菌様の湿疹がでているので検査しても陽性にならない場合もありました。小さいお子さんだったので何かのウイルス性発疹症なのかも知れません。感染力は強くないと思われます。
暑くなっているので汗疹やとびひのお子さんはまだまだ多く、また朝晩涼しくなったこともあるのが、喘鳴がきかれ、喘息の発作のある方も見受けられました。
クラスで沢山の人が休んでいて、先生も熱で休んでいる、という方はCOVID‐19が陽性になりました。熱は少し上がってすぐに下がって、非常に軽症でした。当院ではあまりみられなかったのですが、京都府のグラフを見ていると減少傾向がやや鈍化している感じです。
またインフルエンザも少し報告されだしている、ということで、最近は熱のお子さんは両方の検査をしているのですが、お1人はA型が陽性になりました。昨年は今の時期から増えだしたのですが、今年はどうなるでしょうか?昨年はA型2種類とB型も流行しました。コロナの時期に、罹っていない方の数(感染しやすい方)は多くなっていると思うのですが。
また今年はマイコプラズマ感染症が多いです。検査キットはなかなか手に入らないので調べられないのですが、症状からそう思うお子さんが多いです。また熱が下がらないので、検査をすれは抗体価が上がっています。効果のある抗生物質を使っていても熱が下がらないお子さんが多いです。が、CRPはほぼ上がらず、白血球も増えずで元気な方が多いです。
まだまだ真夏日は続き、しかも最低気温も高い日々が続くようです。もうどうなっているのでしょう?運動会の練習なんてできないですね。室内でされる所もあるようですが。 |