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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年7月1日〜7月7日
(第27週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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2
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2
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1
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1
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1
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7
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感染性胃腸炎 |
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3
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1
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1
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1
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1
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水痘 |
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0 |
手足口病
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2
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1
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1
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4
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
週の初めは雨で気温は低めでしたが、その後は晴れてぐんぐん気温が上がりました。梅雨の割には雨があまり降らず、土曜日の雷雨もごく一部の地域だけだったようでした。この週末関東地方では40度を記録した地域も…。暑すぎてクーラー必須、そのために気温はますます上がっての連鎖は、止められませんね。
今週は溶連菌感染症が増えていました。小学生ばかりで、熱は前日にでて翌日には下がっている、というものがほとんど。高熱だったり、それほどでもなかったり。みんな咽頭痛が強いのが特徴です。熱だけが出る夏風邪も多くなっていますが、年齢の小さい方は溶連菌は陽性にならないので、他のウイルスが原因なのでしょう。今のところは高熱が続いている人は少ないです。
感染性胃腸炎が溶連菌感染症と同じ数でした。1〜2歳の年齢にかたまっていますが、保育園は同じではありません。下痢の症状だけです。大きいお子さんは腹痛、嘔吐、食べられないというような症状で、家族内感染で広がったりはしていません。高熱が出ている方もおられるので、夏風邪のウイルスで胃腸症状が目立って出ているものと思われます。
先週の予想どおりに手足口病は減ってきています。保育園によっては今から出だしている、というところもありますが、ぼちぼち夏の流行は終わりそうです。手足口病様の口内炎があっても手足に発疹がでないお子さんがあり、中にはヘルパンギーナと診断されている場合もありますが、少し違う印象です。今年の報告数は少ないです。
COVID‐19が2例。中学生以上で、お二人は家族ではありません。
1人はご家族からの感染でした。
もう1人はどこでうつったかはわかりません。今は微増状態です。皆さん以前感染した時よりはしんどくない、と言われています。どんどん軽症化はしているようなのですが。
梅雨入り後思ったより雨は降りませんね。大雨の被害はない方が良いのですが。来週は傘に雷マークも多い予想です。梅雨の終わりの大雨には要注意ですね。
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