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いま流行りの病気
山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。
■= 10 ■= 1

2022年12月5日〜12月11日

(第49週)

6


12


1
2 3 4 5 6 7 8 9 10
から
14
15
から 
19
20



咽頭結膜熱 (プール熱)
1
          1
A郡溶血性連鎖球菌感染症
                            0
感染性胃腸炎   1
2

  1
2

2

  2

      1
 
11

水痘                             0
手足口病
                            0
伝染性紅斑(リンゴ病)
                            0
突発性発疹
                            0
百日咳
                            0
風疹
                            0
ヘルパンギーナ
                            0
麻疹
                            0
流行性耳下腺炎
                            0
RSウイルス感染症                            

0


インフル エンザ 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10
から
 
14
15
から
 
19

合計

0

                          0
20
から
 
29
30
から
 
39
40
から
 
49
50
から
 
59
60
から
 
69
70
から
 
79
80


           
                          0

【今週のコメント】
すいか週末は少し気温が上がって、12月にしては穏やかな日となりました。昨年は雪はあまり降らない、少し暖冬だったのですが、今季はどうなるでしょう?
感染性胃腸炎が増えました。突然の嘔吐から始まってしばらく止まらずにしんどい。兄弟内感染も見られ、どうやらノロウイルス胃腸炎が増えてきたようです。保護者は感染されませんでした。保育園で流行っている、というところもあり、今年は今から多くなりそうです。大阪の泉佐野市では、認定こども園でノロウイルスの集団発生の報告がありました。11月下旬のことです。数が多いので話題になりましたが、重症者や入院された方はいなかったようです。ここ2週くらいはピークの時期に当たると思いますので、老健施設等で増えないことを祈ります。
他は咽頭結膜熱の1例のみ。少し年齢の小さいお子さんでしたが、熱と結膜炎の症状がありました。今年は夏に少し感染者が出ていましたが、今の時期には多くはならないでしょう。1〜2歳の年齢のお子さんは熱はないけれども、ハナミズと結膜炎の症状のある人が、いろんな保育園でたくさん見かけられます。
溶連菌感染症は調べても陽性にならない方ばかりでした。相変わらず右京区が多いですが、定点あたりの報告数は10を切っています。最近は急性腎炎も起こさなくなり、特別に扱わないといけない病気では無いと思うのですが、抗生物質は、短期間投与では再発する例があるということだけが気になります。
インフルエンザの定点当たり報告数は減少しています。第47週の都道府県別の上位3位は京都府(0.57)、大阪府(0.49)、宮城県(0.28)でした。京都府がちょっと目立っていたようです。
いつまで気にしないといけないのか新型コロナウイルス感染症。全国の新規感染者数(報告日別)は、直近の1週間では10万人あたり約595人となり、 今週先週比は1.06と増加速度が低下し、横ばいとなっているものの、一部の地域では増加傾向が継続するなど地域差がみられています。全国の年代別の新規感染者数は、人口あたりでは10代を始めとして若い世代ほど多くなっています。が、一部の地域では特に10代の感染者数が横ばい、または減少傾向となっています。ほとんどの地域では高齢者の新規感染者数の増加が進んでいるため、今後の推移に注意が必要となるでしょう。
来週は最高気温が10度を切る日もあるようです。いよいよ本格的な冬の到来です。今までが少し暖かかったので、冷えないように気を付けて下さいね。

ライン(ピンク)

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京都市衛生公害研究所 国立感染症研究所感染症情報センター

 

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