【今週のコメント】
11月になりました。今年もあと2か月です。年々この時期になるのがとっても早くなっていると感じられます。銀杏が黄色に色ずくのはあともう少しです。
感染性胃腸炎は増えてきません。例年多くなるのは11月後半になりますのでまだもう少し流行は先のようです。症状のある方も先週同様、ノロウイルス胃腸炎を思わせる例はありませんでした。
手足口病が同数の4例です。今流行っているという幼稚園があり、年齢の大きいお子さんも感染していました。分離されているウイルスはほぼコクサッキーA6です。これは今季ヘルパンギーナで分離されるウイルスと同じでした。やはりこの病気は表現される形が違うだけのものですね。感染された方の感受性によるのかも知れません。
溶連菌感染症は今週も報告は無いのですが、それらしい症状で咽頭所見も疑いがある例でも陽性にはなりませんでした。コロナ以降、感染者は少ないままです。
インフルエンザは京都市内でもパラパラと報告されるようになってきました。右京区、山科区辺りです。流行の始まりとしては早いのですが、今年はどうやら流行りそうです。
問題の新型コロナウイルス感染症はやはり増えてきています。増えるぺースは今までの増減と同じように、何が原因かよくわからない、ウイルス自身の都合のような気がしますが。感受性のある方が減ってきているのか、結構短い期間で再感染される方もあるので、感染された方も気は抜けません。保育園でも感染者が出ていることろがあります。コロナに感染した、ということは少し年齢の大きいお子さんにとっては精神的な負担になる方も。お子さんは軽い方の方が圧倒的に多いのですが。なんとかならないものなのでしょうか。未だに5類には変わりません。検査のための感染防御服もいつまで要るのか…。
紅葉のきれいな時期。週末は天気も良くて外出には最適の季節なのではありますが。気持ちとしては今まで通りには楽しめないかも知れませんね。
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