【今週のコメント】
大型で非常に強い台風14号は、月曜日にかけて九州にかなり接近し、上陸したのち勢力は弱まりましたが、九州南部を中心に記録的な大雨となりました。
今週は2日休診させていただきましたので、いつもより報告数は少なかったかもしれません。
感染性胃腸炎は小さいお子さん達だけでした。クラス内での流行もみられていません。
手足口病は1例だけで、今まで通りの小さな発疹でした。口腔内の発疹も少なかったので、痛みはあまりありませんでしたが、いつもよりは食べられていなかったかも。。
他は7歳の水ぼうそうでした。ワクチンは2回接種済。どこで感染したかははっきりしません。最近はまず流行しませんので、抗体価が上がる機会があまりないのが問題です。
小さいお子さんはまだまだ熱の出る方が多いです。咳がひどくて熱も下がらず、細菌感染症を併発されている方があったりします。が、一時期よりはRSウイルス感染症やヒトメタニューモウイルス感染症は減ってきたようではあります。高熱のみが下がらないお子さんも目立ちます。溶連菌は調べてもでないです。全国的な報告も少ないですね。
新型コロナウイルス感染症はかなり少なくなりました。関西圏では第6波のピークよりも減りました。WHOでは「終わりが視野に入ってきた」と述べたうえで、収束に向けて感染拡大防止の取り組みの継続を訴えられています。アメリカの大統領も、「パンデミックは終わった」と述べています。新型コロナウイルスは、また別の変異株も見つかったり、抗体ができにくく再感染もあったりと、よくわからないウイルスですね。症状としてはかなり軽症になっていますので、検査をしなければわからない状況ではないかと思われます。全例報告についても、少なくなってからになりますが、簡単な方法に変わっていくようです。
今年も一学年ずつだったり、プログラムも少なくなっていますが、運動会は開かれます。マスクをつけて走らなくても良いように!子ども達にとって、コロナ発生後の2年間で生活がかなり変わってしまい、それが普通になってしまうことが心配です。
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