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いま流行りの病気
山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。
■= 10 ■= 1

2022年7月25日〜7月31日

(第30週)

6


12


1
2 3 4 5 6 7 8 9 10
から
14
15
から 
19
20



咽頭結膜熱 (プール熱)
              0
A郡溶血性連鎖球菌感染症
                            0
感染性胃腸炎       1
2

              1
1
5




水痘                             0
手足口病
    1
1
1
                1
4



伝染性紅斑(リンゴ病)
                            0
突発性発疹
                            0
百日咳
                            0
風疹
                            0
ヘルパンギーナ
                            0
麻疹
                            0
流行性耳下腺炎
                            0
RSウイルス感染症   2

                       

2


インフル エンザ 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10
から
 
14
15
から
 
19

合計

0

                          0
20
から
 
29
30
から
 
39
40
から
 
49
50
から
 
59
60
から
 
69
70
から
 
79
80


           
                          0

【今週のコメント】
すいか7月ももう終わりです。晴れが続くとさすがに暑いです。体温以上の温度にはあまりならなかったでした。熱中症のニュースは目立たなくなりました。
感染性胃腸炎は減ってきています。例年夏はこんな感じです。子どもさんの症状が大人もうつった様ですが、ノロウイルス胃腸炎のような強い症状ではなく、下痢が少し、と言う程度です。
手足口病が多くなっています。お子さんから保護者も感染されました。が、ごく軽症。発疹は小さく、口内炎も軽かったでした。兄弟さんでたくさんの発疹の出ている方もありましたが、一人は大きな水疱でジクジクしていたりと、少し症状に差がありました。口内炎は軽度です。
RSウイルス感染症はやはり増えています。年齢が小さいお子さんで必要と思われる場合のみ検査しています。生後半年過ぎると、重症にはなりにくいと思いますが、お一人は母乳が飲みにくくはなっていました。大きいお子さんのRSウイルス感染症は風邪ですが、咳が続いたり熱が下がりにくいこともあると思います。
他にはヒトメタニューモウイルス感染症。うちでは検査はしませんが、熱が続いて咳もひどいお子さんはこれかも。上の方からうつって生後3ヶ月のお子さんが気管支炎を起こしていたのですが、RSは陰性だったので、たぶんこちらなのでしょう。保育園ではヒトメタニューモが出ているので、気を付けて下さい、と言われるようですが、どんな風に気をつけろと??
今週は何よりも新型コロナウイルス感染症が大爆発して大変でした。受診者も多いし、検査も時間がかかるし、感染者への説明。報告書の作成。医療崩壊レベルです。医師も感染しているようだし、スタッフがかかって休診の医院も。うちは今のところ大丈夫ですが、今後どうなるかわかりません。取りあえず全例報告をやめて欲しいです。お子さんは皆さん軽症なので。過去に感染された人も、子どもが熱があると陰性が確認できないと自分が会社に行けないとか。それもやめて欲しいですね。検査キットが足りなくなって、検査ができないです。配布されると言うキットはまだ届いていません。この第7波が収束しだしたら全例報告をやめるようにするとか言ってますが、今すぐにでもやめて欲しいですね。週末は受診者も減ってきたので、少しピークは過ぎてきているのかもです。今日本の感染者数が世界で一番多くなっているのですが、ヨーロッパではもうコロナは終わったものとして、数も数えていないからのようです。高齢者、基礎疾患のある方は重症になっている場合が多いので、そういう方たちの感染には十分気をつけないといけないですね。感染者の絶対数が多いので、まだまだ入院管理をされる方はふえそうで要注意です。

これからは雨も少なく、暑い日々が続きそうです。今までのように行動制限はされないのですが、子どもたちは元気に外で遊べないし、楽しい夏休み、にはならないのが心配です。コロナに感染すると休まないといけないので大会に出られない!コロナに感染したと言うことが、子どもたちの心の傷になるお子さんもいて、むしろそちらが心配です。

ライン(ピンク)

● リンク
京都市衛生公害研究所 国立感染症研究所感染症情報センター

 

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