【今週のコメント】
あまり積りはしないものの毎日雪がちらつく、という寒い1週間でした。日中も最高気温が10度を超えることはなく、今年は本当に寒い冬ですね。北部はまた大雪の降り続く毎日です。
今週はインフルエンザと感染性胃腸炎の数が逆転しました。が、ご覧のとおり、感染性胃腸炎はまだまだ多いです。家族全滅のところもまだあります。兄弟の一番小さいお子さんから始まって親も含めて感染が広がるという、おそらくノロウイルスが原因なのでしょうが、なにかいつもとは少し違うような感じがします。年長者は嘔吐のみの症状で、発症者の幼児は下痢が長引いている方が多いです。ロタウイルスの検査はしていませんが、それが原因のようには感じられません。例年ならもう少し後、2月後半から多くなってきますね。普通インフルエンザが流行しだすと感染性胃腸炎は目立たなくなるのですが、待合でぐったりとして待っていたお子さんの症状を聞けば、熱はありません、嘔吐しています、というのが半分でした。今まで殆どなかった小学校中高学年が目立ちました。そして、インフルエンザですが、いろいろな幼稚園、学校、保育所で流行し出しました。学級閉鎖になったクラスも増えています。ですが、流行の始まりが早かったので、ピークはおそらく来週辺りで、AH1(2009)型(新型)の発生した年、その前年の2008/09シーズン、B型の大流行した2004/05のように週に100名を超える受診があるような大流行にはならないと思われます。今週はB型が高校生で1例、後は全てA型、その中で09/10シーズンにA型(おそらく新型)に罹患されていた方が1例あり、それ以外は多分AH1(2009)型が中心でしょうか。他には今年は伝染性紅斑の流行の年にあたりますので、リンゴ病が流行っています、という声を随分聞きました。当院の受診は2例でした。
そろそろ生活発表会のシーズンです。閉鎖空間でインフルエンザが広がっていくことが無いように、体調の悪い方は参加しないで下さいね。
追記:この原稿を書いてから、1/30の日曜日に急病診療所に応援の診療に行きました。殆どの患者さんが高熱でこられ、90%以上がインフルエンザの検査で陽性、A型が中心で、B型は数例、クラスでB型が流行しているところがありました。又、昨シーズンに罹患したお子さんで、罹患しなかった兄弟→親がA型に感染した数日後に熱発し、B型が陽性にでました。学校でたまたま良く似た時期に感染したのでしょうね。先週はまだまだ多かった感染性胃腸炎は、受診の波が少しひいた午後遅くにパラパラとみられただけで、かなり少なくなっていました。テレビでも盛んにピークは来週と、言っていますね。全体の受診者の数は先週よりは少し多いかな…という感じでした。
■今週のトピックス<インフルエンザ情報No.4>
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