ロゴ
 
診療案内
診療方針
案内図
開業医コラム
いま流行りの病気(集計)
医療あんしんマップ
病児保育
お問い合わせ
リンク
ホーム

いま流行りの病気
山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。
■= 10 ■= 1

2025年3月17日〜3月23日

(第12週)

6


12


1
2 3 4 5 6 7 8 9 10
から
14
15
から 
19
20



咽頭結膜熱 (プール熱)
            0
A郡溶血性連鎖球菌感染症
                  1
      1

2

感染性胃腸炎     1
2

2

  3


1
1
3


2

1
2

1
19








水痘                            

0

手足口病
                            0
伝染性紅斑(リンゴ病)
                1
  2

      3


突発性発疹
                            0
百日咳
                            0
風疹
                            0
ヘルパンギーナ
                            0
麻疹
                            0
流行性耳下腺炎
                            0
RSウイルス感染症                            

0

インフル エンザ 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10
から
 
14
15
から
 
19

合計

0

 

                          0
20
から
 
29
30
から
 
39
40
から
 
49
50
から
 
59
60
から
 
69
70
から
 
79
80


           
                          0
COVID-19 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10
から
 
14
15
から
 
19

合計

0
                          0
20
から
 
29
30
から
 
39
40
から
 
49
50
から
 
59
60
から
 
69
70
から
 
79
80


           
                          0

【今週のコメント】
季節のイラストこの時期に雪が降りました!気温の低い日が続いていましたが。週末からは気温が上がり、関東〜九州にかけて夏日の所が多くなりました。5月上旬並みの気温。3月としては観測史上最高気温の所も多かったようです。そして桜の開花宣言がなされた所もありました。
相変わらず感染性胃腸炎が多かったでした。今週は幼児以上のお子さんのほうが目立って、家族内感染もありました。年齢の大きい方は腹痛だったり、食欲がないといった症状だけの方もありました。この時期としては過去10年で最多となっています。今まででは12月がピークだったのが、ここ数年は1月がピークとなっていました。ここのところ寒暖差がとても大きかったので、そういったことでウイルスが活性化、粘膜免疫が低下してきているためなのかもわかりません。またノロウイルスが原因である食中毒の報告も非常に多くなっています。内閣府が「ノロウイルスによる食中毒が多発しています」と注意喚起し、いろんな自治体で、ノロウイルス食中毒注意報や警報が発令されています。この時期に今まであまり目にしたことがないことですね。
伝染性紅斑が多い年になりますので、パラパラみられています。兄弟から感染されているのですが、潜伏期間が3週間くらいの例もありました。過去に罹っていないというかたも多いですが、今のところ大人の方の感染はありません。あまり受診されないのでわからないのですが。関節痛の症状が強いので要注意です。
今週の溶連菌感染症は一人は大人の方でした。熱はあまり上がっていませんでしたが、咽頭所見が典型的であり、検査をしました。耐えられないくらい痛い、と言われていました。いつも咽頭痛が強い方には検査をしなくても、大人の場合は細菌感染症が多いので、抗生物質を処方することが多いのですが。子どものように感染を繰り返すことは少ないと思われます。
インフルエンザはもう収束でよさそうですが、先週日曜日の急病診療所では、北区でA型のインフルエンザのお子さんが数人おられました。今季2度目という方もあり。国立感染症情報センターのウイルス分離で、AH3亜型の割合が増えていましたので、確かにその通りになっているのでした。
小学校の卒業式も終わり、春休みが始まります。今年のスギ花粉飛散はとても多く、いつも飲んでいる薬が効かない方も多いようで、花粉症の方にとっては楽しいばかりではないですね。三寒四温とはいえ、暑くなったり気温が下がったりの差があまりにも激しかったりしますので、朝晩の冷え込みには注意してくださいね。

ライン(ピンク)

● リンク
京都市衛生公害研究所 国立感染症研究所感染症情報センター

 

copyright(c)   Yamauchi Clinic. all right reseaved.