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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年12月23日〜12月29日
(第52週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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3
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2
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1
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6
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感染性胃腸炎 |
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3
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1
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2
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1
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2
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1
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1
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1
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1
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1
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水痘 |
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0 |
手足口病
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1
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1
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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1
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1
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突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
今年最後の診療が終わりました。今週は月曜日から土曜日までいつも通りの1週間でした。最高気温が10度を切る寒い日が続きましたが、これが本来の寒さなんでしょう。
冬休みに入って少なくなると思いきや、インフルエンザはとても多くなりました。第51週で京都市でも、全国的にも警報が発令されました。都道府県別では大分県(82.64)、鹿児島県(65.57)、佐賀県(61.62)、千葉県(60.03)、福岡県(59.86)といった九州地方が大きな流行になっているようです。当院では10〜14歳の年代が最も多く、小学校高学年〜中学生で学童があったり、クラブがあったりで広がっています。この年齢で熱が出ている方はほぼインフルエンザが陽性になりました。内科がなくなった分、大人の方の受診は少ないのですが、会社の中で流行しているところが多いので、お父さん、お母さんから感染したお子さんも結構ありました。保育園の中では大きな流行にはなっていませんでした。全員A型です。国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2024年第47週〜2024年第51週)ではAH1pdm09が207件(94%)、AH3亜型が10件(5%)、B型が3件(1%)の順となっています。
冬に多くなる感染性胃腸炎は、ずっと10人少しで増えてはいません。下痢の症状で家族全員感染のところはありました。12月中旬に西京区内の小学校でノロウイルスによる集団発生が報告されていました。
溶連菌感染症は多くはありません。今年は発疹の見られるものが目立っています。
寒い季節にも出るのですが、今週手足口病が大きいお子さんで1名ありました。
今週は伝染性紅斑は1名だけでした。
いつも診療をしている29日が日曜日になりますので、今年は1日早く28日まで。また診療開始の5日も日曜日のため、少し長いお休みになります。年末は日本海側は大雪の予想で荒れた天候になりそうです。年末年始、移動を予定されている方はどうぞお気をつけください。 |