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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年10月28日〜11月3日
(第44週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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1
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1
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4
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感染性胃腸炎 |
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1
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1
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水痘 |
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0 |
手足口病
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3
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1
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1
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1
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1
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7
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
11月になりました。週明けは天気が悪く、最高気温が20度を切った日があり、とても寒かったでした。その後は少し晴れましたが、週末は台風の影響で大荒れの天候になりました。
手足口病は減りつつあるのですが、横ばい状態です。全体に軽い方が多いのですが、口内炎の場所によっては、痛みでとても大変だった方はありました。これは本当につらいですね。
他は病気の方はとても少なかったのでした。溶連菌感染症はまだそれほど増えてきません。今から多くなる時期ではありますが、今年は春の流行時に感染者がとても多かったので、大きな流行にはならないのかも知れません。湿疹があっても全く溶連菌様ではなく、咽頭症状が少しあるので調べると陽性。抗生物質の服用で、湿疹は消失した、というような、診断しにくい方もありました。溶連菌様の湿疹があるのに検査は陽性にならない、というお子さんも数名ありました。
今週は感染性胃腸炎はこれだけ少なかったのか…とびっくりするくらいでした。いつも寒くなると増えてくるのですが、気温があまり下がらないからかも知れません。2021年が少し大きな山になっていましたが、それでも増えだしたのは第48週あたりからだったので、まだ1か月ほど先のことですね。今年は多くなるでしょうか?まだあまり話は聞かないです。
今年はインフルエンザは増えてきません。COVID‐19も感染者は少ないままです。検査しても陽性にはなりません。マイコプラズマ感染症は本当に増えていますので、咳のひどいお子さんはその可能性は大きいと思われます。残念ながら、検査キットがないので調べられていません。陽性率はインフルやコロナと比べるとかなり悪いと言われています。診断はできなくとも、高熱が続いて咳のひどいお子さんにはそれに効果のあるタイプの抗生物質を処方しています。自然に治ることも多い病気なのですが、熱がなくても咳が長期間続くことが多いので、少ししんどいかもわかりませんです。
来週中ごろに突然気温が低い日があります。最低気温も10度を切ると。なのに、その後はまた最高気温は20度を超えたりするので…。11月だというのに気温が高すぎる、その心配しかありませんです。 |