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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年4月15日〜4月21日
(第16週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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2
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1
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2
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5
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感染性胃腸炎 |
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1
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1
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1
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3
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1
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1
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1
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1
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4
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水痘 |
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1
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1
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2
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手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
ここのところ毎日夏日を記録していましたので、1日20度少しの日があると、とても寒いと感じたのでした。桜の開花は遅かったのですが、他の花は一斉に咲きだしました。街は色とりどりの花と、外国語であふれています。
少なかったのは先週だけのようでした。感染性胃腸炎は年齢の小さい方から大きい方まで、また10名を超えました。軽症ではありますが、大人の方にもうつっています。保育園でも少し多いところがありました。小さい方は下痢が治りにくいような傾向はありました。
やはり溶連菌感染症は少し多いようです。発疹が出る方もあったり、咽頭痛は皆さん強かったでした。流行っていたけれども、収束しました、というような表現をされる保育園があったりして。感染力は強くはないので、インフルエンザのように一斉に広がるような病気ではないのですが…。病名のつく扁桃炎、という状態ですね。腎炎は私自身はもう何年も診ていません。
水ぼうそうが2名。1名は大きい方でワクチンの接種歴はわかりませんが、公費接種が始まる直前だったかもわかりません。結構沢山発疹がでていました。もう一人は3歳なので、ワクチン2回接種者です。一時本当に少なくなっていた水ぼうそうですが、ここのところ、ワクチンをしっかり打っているのにでていたりして、帯状疱疹の増加といい、水痘ウイルスは感染しても身体からは出ていかない、という特性が、流行しないことによって?なにか裏目に出ているような気もします。
ほぼ収束に近いインフルエンザですが、今週は1名のみ、B型でした。全国的にも報告は少なくなっています。国内のインフルエンザウイルスの検出状況は、直近5週間(2024年第11週〜2024年第15週)ではB型が234例(85%)、AH3亜型が22件(8%)、AH1pdm09が20件(7%)の順であり、やはりB型の方が多いようです。
週末は雨になり、気温も下がりました。黄砂やPM2.5の影響は日によってずいぶん差があるのですが、ヒノキの花粉飛散はようやく、峠を越してくれてきたようです。 |