|
山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2023年12月4日〜12月10日
(第49週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
|
|
|
2
■
■ |
1
■ |
|
■ |
■ |
■ |
1
■ |
■ |
1
■ |
2
■
■ |
|
1
■ |
8
■
■
■
■
■
■
■
■ |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1
■ |
|
1
■ |
|
|
2
■
■ |
感染性胃腸炎 |
|
|
3
■
■
■ |
1
■ |
2
■
■ |
|
|
1
■ |
1
■ |
1
■ |
1
■ |
|
|
1
■ |
|
水痘 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
手足口病
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
突発性発疹
|
|
|
1
■ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1
■ |
百日咳
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
風疹
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
ヘルパンギーナ
|
|
|
|
|
1
■ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1
■ |
麻疹
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
流行性耳下腺炎
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
RSウイルス感染症 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
|
|
|
【今週のコメント】
火曜日は雨が振ってとても寒くなりました。が、その後は少しずつ気温が上がり、週末の最高気温は20度でした!紅葉はもうおしまいですが、天気が良くて午後からは暑いくらい、でも日陰では少し肌寒いといった変な気候でありました。
増えたり減ったりのインフルエンザ。今週は少なくなっています。先週の報告数を見ると京都府では微増、全国的には減少しています。北海道、東北と言った寒い地域は感染者数は多いですが、やや減少傾向。九州で増えている県があったりと、地域差はよくわかりません。相変わらず2度目の感染者もあるのですが、今年の冬のシーズンでは感染せず、9月にA型に感染して、今回またA型に感染した、という方がおられました!国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第44週〜2023年第48週)ではAH3亜型が146件(57%)、AH1pdm09が102件(40%)、B型が8例(3%)の順になっています。B型も増えているので%で比較はしにくいのですが、AH3亜型の方が少し検出数が多いようで、こうなるともう、9月にかかっていたら、インフルエンザではないでしょう、と言えなくなってしまいました。相変わらず、爆発的に流行しだしている、という印象ではないのですが、今後本当にどうなるのでしょうか??
感染性胃腸炎はまだ増えてきません。嘔吐の症状はなかったのですが、大人の方も含めての家族内例はありました。
今週とても多かった咽頭結膜熱。しかも10歳以上のお子さん達ととその保護者の方が、熱と結膜炎の症状があったので、少し驚きました。寒い時期でも保育園で流行したことは今まででもありましたが、こんなに多かったことはなく、一体いつまで増え続けるのでしょうか?相変わらず、アデノウイルスによる上気道炎も多いでした。
溶連菌感染症は2例のみ。非常に強い咽頭痛があっても陽性にならない方は多いのですが。
今週はCOVID-19の感染者がありました。家族からうつったお子さんと、感染源のはっきりしない保育園児さんです。第9波は第46週が最低の報告数になっていたのが、また上向いてきていたので、ボチボチ次の第10波が始まるのかも知れません。最近の変異株は同じオミクロン株のXBB系統で通称ピロラ、なんだそうです。
来週は半ばに少し気温の低い日はありそうですが、その後はまたまた最高気温が19度の時もあり。が!日曜日は低気圧の通過で急に寒くなり、冬型の気圧配置と強い寒気が数日間続く可能性があるとこのとです!突然真冬がやってきそうです。
|