|
山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2023年9月25日〜10月1日
(第39週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
|
|
|
1
■ |
■ |
|
1
■ |
1
■ |
|
|
■ |
■ |
|
|
|
3
■
■
■ |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
|
|
|
|
|
1
■ |
|
|
|
1
■ |
1
■ |
|
|
|
|
3
■
■
■ |
感染性胃腸炎 |
|
1
■ |
2
■
■ |
|
2
■
■ |
|
|
1
■ |
1
■ |
|
1
■ |
1
■ |
|
1
■ |
10
■ |
水痘 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
手足口病
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
突発性発疹
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
百日咳
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
風疹
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
ヘルパンギーナ
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
麻疹
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
流行性耳下腺炎
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
RSウイルス感染症 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
|
|
|
【今週のコメント】
10月になりました。地球規模で、観測史上初の暑い夏であり、厳しい残暑もやっと終わりを告げてくれました。中秋の名月は晴れてとてもきれいに見えました。夜は涼しくもう秋の気配。週末は雨で少し蒸し暑くなりましたが。
相変わらずインフルエンザは多いのですが、先週と変わらずで、流行している保育園の園児さん達。兄弟関係、保護者にもうつっています。小学生は10歳以上で陽性になります。学年閉鎖をしている中学校もありました。(修学旅行の関係か)。タミフルを処方されて飲めなかったお子さんが、熱が下がらず、後半の熱も上がってしんどかったのですが。それ以外の方は高熱は続いていませんでした。全員A型で、2回目の感染の方はありませんでした。
COVID-19は第9波もピークアウトしたようです。同じ中学校でも学年によってコロナの方が多かったりと、いろいろです。熱は少し出たけれどもすぐに下がって、翌日、しんどくもなんともない、というお子さん。検査を希望されたので調べたらコロナでした。クラスで休んでいる子はあまりいない、ということでしたが、熱があってもすぐに下がったから、受診もしていない、というお子さんが多いのかもしれません。両方に感染された方は圧倒的にインフルエンザの方がしんどい、と言われます。が、20代の感染者は、今までにあまり外に出ていなかったからか、高熱が続いて、コロナの薬も服用しているにもかかわらず、非常に咽頭痛も強く咳も多くなってつらかったようです。
朝晩の気温が下がってきたからか、感染性胃腸炎が少し増えてきました。年齢の小さいお子さんは下痢中心。大きい方の中には、突然の嘔吐で顔色も悪くなって来られる方もありましたが、保護者の方は少し調子悪いかも程度で、ノロウイルス胃腸炎のようではありませんでした。
ニュースでも盛んに報道されていましたが、咽頭結膜熱が増えているようです。アデノウイルス感染症と言われることが多いのですが、その感染症の中では、結膜炎の症状を伴うものになります。混同して使われることが多いので、注意が必要ですが、咽頭結膜熱は確かに今頃多くなっています。9月が暑すぎたせいかも?
来週からは、さすがにもうあんなに暑くなることはなさそうです。運動会や文化祭、合唱コンクールの季節になりました。感染で参加できない方は残念ですが、しんどいのに参加されたりする方があると広がってしまうので、無理はしないで下さいね。
|