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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2023年8月7日〜8月13日
(第32週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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0 |
感染性胃腸炎 |
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1
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1
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1
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3
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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1
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1
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2
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4
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麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
言わないでおきたいのですが、どうしても言ってしまします。毎日暑いです。体温を超える外気温が当たり前の毎日になりました。
夏休みに入ったからか、報告する患者さんは少なくなってきました。今週はヘルパンギーナが4名で先週よりは減りましたが、これが一番多い報告数になりました。流行っています、という保育園がパラパラありました。手足口病は相変わらず見かけませんが、手足のみに小さい紅斑が散在していて、口内炎はないという、変形手足口病?みたいに表現しているウイルス性発疹症が散見されました。
COVID-19は3名だけでした。今まで多かった年齢層の熱発は、コロナは陽性にはなりませんでした。逆に6歳の方が1名。人ごみの中には出かけていない、幼稚園の夏季保育のみだったので、この年齢層の熱発は夏風邪ではなく、コロナもありなのかもです。高齢の方も感染機会はどこなのかよくわかりませんでした。日本全体の報告数を見ていると、先週から微減しだています。昨年ほどは多くはならないのかもしれません。多かった沖縄、九州地方は減ってきています。軽症化しているので、多少の症状があっても受診しない方もあるのかもしれませんが、重症感としての印象はインフルエンザよりもっと軽いと感じます。これも前から言っていますが、インフルエンザのような二峰性の発熱はないので、下がったらおしまいで良いようです。
夏季は少なくなる感染性胃腸炎。これも例年通りになっています。症状の重い方はなく、年齢の大きい方は細菌性胃腸炎であったかもです。
台風7号は日本に接近して、どうやら近畿地方を直撃しそうです。丁度お盆休みの時期にあたり、特に15日の外出時は要注意です。 来週は2日のみの診療、また翌週は長い夏季休暇となりますので、ホームページの更新は2週続けてお休みさせていただきます。 |