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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2023年7月10日〜7月16日
(第28週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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3
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1
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5
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感染性胃腸炎 |
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1
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1
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1
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1
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1
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5
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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1
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1
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麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
連休最終日は最高気温は37.7度ととても暑くなりました。4年ぶりに開催された祇園祭の山鉾巡行で、熱中症の搬送者が子どもも含め9名あり、他にも熱中症で救急搬送されたのは京都市内で26名にのぼりました。
今週報告数の一番多かったのはCOVID-19でした。全国的に徐々に増えていますが、多いのは沖縄、九州地方のようです。昨年も今頃は沖縄での感染者が非常に多くて、県民全体の罹患者数の割合も多かったのに、やっぱりまた感染者数は増えていくのですね。何回も感染するし、変異しているしで、好きな季節もなく、今までの風邪としてのコロナウイルスと同じようになって行くのかもしれません。入院数も同じように徐々に増えてはいます。
溶連菌感染症は少なくなってきました。典型的な咽頭所見はない方も多いです。これはずっと感じることですが、咽頭痛が非常に強く、咽頭所見が溶連菌様でも、検査では陽性にならない場合が結構あるので、どうしてもこの場合は抗生物質を処方するので、処方率が今年は多いです。何が原因かよくわからない薬の出荷調整で、処方できない薬がいろいろあるのですが、抗生物質がいつもよりたくさん処方されるので、手に入らなくなっているようです。コロナの期間、あまりいろんなものに感染してこなかった、というのが、今熱や咳のひどい方が多い原因になっているのでしょうか?
さすがに感染性胃腸炎は少なくなりました。流行している施設はありません。暑い季節は一番少なくなりますので、今後しばらくあまり見かけなくなると思われます。
ヘルパンギーナも今週は1例だけでした。手足口病はほとんど見かけられません。
連休のあと1週間で夏休みです。そろそろ蝉の鳴き声も聞かれるようになりました。暑さのひどい週明けのあとは、雨が降って少し気温は下がる日もありそうです。梅雨明けはそのあとに宣言されるでしょうか? |