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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2023年6月26日〜7月2日
(第26週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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3
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3
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8
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感染性胃腸炎 |
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2
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1
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1
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2
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1
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7
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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1
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1
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2
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2
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6
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麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
7月になりました。予想どおりに天気の悪い蒸し暑い日々になっています。週末は線状降水帯発生地域に大雨が降って水害が報告されています。この時期はいろいろ注意をして生活しないといけないですね。
今週報告数が一番多かったのは溶連菌感染症でした。少し年齢の大きいお子さんたちが目立ちます。小さいお子さんたちののどには溶連菌は検出されにくいと思われます。
感染性胃腸炎は先週が少なすぎたようで、例年今の時期はこのくらいです。突然の嘔吐から始まっている方もありましたが、保育園で数名いる程度。感染力は強くないので、家族内にも広がっていません。下痢はやや治りにくいようですが。
その次に多かったのはヘルパンギーナ。こちらは逆に年齢の小さいお子さんの方が多いです。咽頭痛を訴えて来られる中で、小学生となると口内炎はあるのですが、溶連菌の咽頭所見に近く、検査をすると溶連菌が陽性になります。高熱が出ない、というのも違う点かもです。ヘルパンギーナは熱の出ないお子さんは見受けられません。
COVID-19は当院は今週は少なかったですが、日本全体の報告は増えています。周りの施設での発生はあまり聞きませんが、今は10歳以下の割合が案外多いようです。皆さん軽いので、あえて検査をされない方もいるかもしれません。沖縄では、今また感染者が非常に増えて、医療崩壊か…の話も出ています。鹿児島も多いようです。
南区の小規模保育園でインフルエンザのお子さんが出ていると聞きました。今は小さいお子さんは夏風邪がほとんどなので検査していませんが、検査がまだ必要でしょうか??もう7月です。国立感染症情報センターのホームページでも、インフルエンザ情報のページは終了になりました。でも鹿児島では、コロナ同様、インフルエンザの報告数が非常に多くなっています。が、沖縄はインフルエンザは多くはないようです。今後どうなるでしょうか?
なんだかんだ言って、7月になったら夏休みも近づいているということなのですが、あまり実感がわかないです。週末は梅雨の晴れ間で非常に暑くなりました。週明けはもっと暑く、雷も注意というような日から始まって、でも梅雨明けはまだな日が続きます。熱中症に注意ですね! |