【今週のコメント】
7月になりました。雨が多いとの予報でしたが、殆ど雨は降らず、少しは気温が低くなる事も期待していましたが、35度を超える真夏日もあり、6月の最高気温としては記録的なものでした。来週は雨マークが多いのですが、最低気温でさえ25度を超える様でうんざりですね。
相変わらず手足口病が多いです。感染性胃腸炎が早々に10人を切り、非常に少ないので、先週から手足口病が報告の1位になっています。ほぼ全員、熱がでています。やはり喉には水疱がある、ヘルパンギーナのようで遅れて発疹が出てくる方が多かったです。分離されるウイルスが、今年はコクサッキーA6(CA6)という、普通はヘルパンギーナの原因ウイルスになるものが半数以上を占める、という事で、なるほどな〜と思っています。今までにこのウイルスが手足口病の流行の中心になった事は無かったそうです。流行は西日本が中心で、発疹は手足のかなり広範囲にみられる、という報告があり、確かにその通りです!やや大きめの水疱の見られる例もあるということですが、これは1昨年の方が多かったでしたね。ヘルパンギーナは喉に水疱があって発疹のでない場合に診断しています。が、どちらにしても治療は同じで、ありません。痛みが強い人が少ないので薬は全く出していません。伝染性紅斑は多い状態が続いています。大人の方の感染は、関節痛が強いので手もむくんでちょっと大変ですね。他には汗疹、とびひ、アトピー性皮膚炎がひどくなった例と、暑くなったので、皮膚の状態が悪い方の受診が非常に多くなっています。
あっという間に7月になって、節電の月が始まったのですが、熱中症で随分沢山の方が救急搬送されています。室内でも気温が上がり過ぎないように、水分も充分に摂取するように気をつけて下さい。
■今週のトピックス<クインケ浮種>
あまり聞きなれない病名かも分かりませんが、蕁麻疹の一種で、結構見られる事の多い病気です。今週はこのお話をします。
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