山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。
■= 10 ■= 1
2011年4月25日〜5月1日

(第17週)
6


12


1
2 3 4 5 6 7 8 9 10

14
15

19
20



咽頭結膜熱 (プール熱)
                      0
A郡溶血性連鎖球菌感染症
          1
1
1
1
1
        5




感染性胃腸炎 1
1
3


5




1
1
2

  2

1
  2

  4



23



水痘                             0
手足口病
                            0
伝染性紅斑(リンゴ病)
                            0
突発性発疹
                            0
百日咳
                            0
風疹
                            0
ヘルパンギーナ
                            0
麻疹
                            0
流行性耳下腺炎
              1
            1
RSウイルス感染症                             0

インフル エンザ 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10

14
15

19

合計
20

    1
1
  4



3


  3


    4



2

18






20

29
30

39
40

49
50

59
60

69
70

79
80


           
1
  1
                    2

【今週のコメント】
5月になりました。ゴールデンウィークが始まりました。東北新幹線が全線復旧し、この休みに被災地に訪れる方もいらっしゃるでしょうか。大震災から49日を過ぎましたが、未だに行方が分からない方は1万人以上おられ、放射能汚染は今後の日本にとっても、震災の影響以上に深刻です。原子力発電は、津波の被害が無かったとしても、放射能廃棄物を含め、いずれきちんと立ち向かっていかなければならない問題です。今こそ考える時が来ているのでしょう。
今週はインフルエンザの患者さんが再び20名となりました。近隣の保育所でB型が流行しています。高熱の出ている方がその保育所であれば、まず全例インフルエンザ、でした。B型は陽性になるタイミングが遅い事が多いので、急病診療所で陰性だった方も、やはり陽性でした。他の学校では流行はしていませんが、A型やB型が散発しています。B型の方が多いようですが。5月になっても、高熱の原因がインフルエンザである可能性は減りません。ただ、一部の幼稚園では、高熱が続いているお子さんが多いのに、何度検査してもインフルエンザは陽性にならないというところもありました。ヒトメタニューモウイルスは減っているのでしょうか?4歳以下の方が多いので、幼稚園では多くないかもわかりません。気温が上がってくるとアデノウイルス感染症も多くなるでしょう。夏風邪がふえてきますね。感染性胃腸炎は今週は多くありませんでしたが、やはりロタウイルスが陽性になる例が多く、年齢の小さい方中心でした。
今年のゴールデンウィークは会社によっては4月29日からの10連休の方もあるでしょうね。が、医院はカレンダー通りに開けております。関東以北は未だに地震が頻発しており、落ち着きませんが、いつも通りの休日を過ごしたいと思います。


■今週のトピックス<感染性胃腸炎>

今シーズンは特に感染性胃腸炎が少ない年ではありませんでした。例年通り、増減を繰り返しながら、ゴールデンウィーク明け辺りが最後のピークとなり、夏に向かって少なくなっていくことでしょう。今の時期はやはりロタウイルスによるものが多いようです。

京都市では感染性胃腸炎の定点当たり報告数は,9.48(379例)で,前週から増加し,本年で最も多くなっていま
す。

病原体定点から採取された感染性胃腸炎検体において、京都市衛生環境研究所ではロタウイルスの検出が増加しており、この傾向は全国でも同様となっています。 集団発生もみられています。

ロタウイルスはノロウイルスに比べると感染力は強くないようですが、上述のように保育所の中では流行は見られます。短期間での大発生はありません。家族全員感染してしまうことは少ないですが、お母さんはやはり時々お子さんからうつって、つらい思いをされています。どんなウイルスが原因であれ、治療に差がある事はなく、便の扱いには、ロタウイルスが原因であろうが無かろうが充分気をつけて下さい。

● リンク
京都市衛生公害研究所 国立感染症研究所感染症情報センター

 

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