【今週のコメント】
9月になりました。前半はまだまだ暑かったのですが、後半は雨が降って、やっと気温が下がってくれました。迷走している台風の影響もあり、しばらく悪天候が続くようです。
今週は全体に受診者はあまり多くありませんでした。一番報告数の多いのが感染性胃腸炎で4名のみです。広がっている様子はありません。
あまり診られなくなっていた手足口病も4名。京都市外で流行っているようです。ヘルパンギーナも今出ている、という保育園があるので、パラパラとみられています。結局流行年であった昨年と同数ほどの報告数になっています。昨年があまり多くなかったのでした。
インフルエンザは3名のみでまだすごい勢いで増えてきているわけではありません。多いのは小学生以上で年齢の小さいお子さんは少ないです。ただ、京都市外の保育園で年長さんクラスが全滅、と言われていた所はありました。2026 年第35週の定点当たり報告数は1.76(患者報告数6,543)となり、前週の定点当たり報告数1.11よりも増加しました。都道府県別では沖縄県(8.50)、岩手県(4.33)、新潟県(3.58)、神奈川県(2.99)、青森県(2.88)、東京都(2.65)、埼玉県(2.58)、千葉県(2.51)、宮城県(2.44)、鹿児島県(2.32)、京都府(2.26)、茨城県(2.10)の順で、京都はまだ少し多い方ですね。全国47都道府県中7都道府県では前週の報告数よりも減少しているようです。国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2026年第31週〜2026年第35週)では、AH1pdm09が36件(97%)、AH3亜型が1件(3%)とやはり圧倒的にAHI中心ですね。今南半球ではインフルエンザが大流行していて、検出されているのはAH3型とB型も少し、ということで、国によって流行株が違うのですね。決して南半球からのインフルエンザが旅行者によって持たらされて増えたわけではないようです。
受診者が多くなかったので急性呼吸器感染症も男性17名女性20名と非常に少なかったです。1〜4歳が15名。5〜9歳が8名。あとは1名ずつ。1歳以下はやはりなかったでした。
少し気温が下がってくれたのですが、台風の影響が去ると、厳しい残暑が待っているようです。まだまだ熱中症にも要注意ですね。 |