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| 山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2025年12月1日〜12月7日
(第49週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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1
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1
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4
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| 感染性胃腸炎 |
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1
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1
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1
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1
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1
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5
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| 水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
| RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
12月になりました。週の初めは20度近くの最高気温。が、予想通りに週の半ばには突然気温が下がって、京都の市内でも雪が舞いました。一気に冬の到来です。
先週の土曜日はあまり多くなかったので、インフルエンザはもう峠を越えた感があり、今週はずいぶん少なくなりました。京都府や全国の報告を見ていると、第47週がピークになっていて先週からは減っています。九州地方では前週より増加していますが、減少した都道府県の方が多くなっています。変異している、と大騒ぎされていましたが、ピークの波を見ていると、昨年末と同じように急激に上がって、ストンと下がってきているような感じです。10年に一度の規模の流行??B型はどうであるのか、国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2025年第44週〜2025年第48週)では、AH3亜型が249件(95%)、B型が7件(3%)、AH1pdm09が5件(2%)の順であり、まだB型は多くはなってきていないようです。流行の始まりの早かったのが、謎ですね。
感染性胃腸炎は少し増えました。とは言え、例年の今頃とは比べ物にならないのですが。ノロウイルス胃腸炎を思わせる方もありませんでした。
次は溶連菌感染症でした。扁桃肥大があって、何回か溶連菌感染症を経験したお子さんは、こののどの痛みは溶連菌の時の痛みだ、と言われたりします。確かにその通りだったので、この菌がのどに与える影響は独特のものがあるのでしょうね。まあ風邪ではあるのですが。
全国的にはそれほど少なくはなっていないようなのですが、今週も当院の急性呼吸器感染症はあまり多くなかったです。男性24名女性21名と、少なかった先週より減っていました。週の前半が特に少なく、寒くなってからは増えましたが、それでも今までで一番少ない数かもでした。1〜4歳が18名、5〜9歳は13名、10〜14歳も8名のみでした。この気温の変化の激しい状態で、来週はどうなるでしょうか?
試験期間中にインフルエンザがとても多くなってしまったクラスは、ある程度の猶予はしてもらえるのでしょうね。それも減ってきて良かったです。週末はまた気温が上がり、その後火曜日以降はやっと冬らしい気候になってくるようです。寒いのは個人的にはあまり好きではないのですが、変な天候が続くのも良くないですね。
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