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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2025年7月21日〜7月27日
(第30週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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感染性胃腸炎 |
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2
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2
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1
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1
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1
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2
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9
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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1
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1
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2
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麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
毎朝やかましいほどの蝉しぐれを聞いて、この環境が変わっていないことにほっとしています。日中は暑すぎて、蝉を取って遊んでいるような子どもたちはまず見かけないのですが。水鉄砲で遊んでいる子たちはいるかも。涼しくなって良いですね。
この時期一番多いのは感染性胃腸炎ですが、先週と同じ数で10人を切った状態です。同じように年齢の小さいお子さんは下痢のみで、少し治りにくいようですが、皆さん食欲もあって元気にされています。年齢の大きい方は腹痛だったり嘔気があって、少ししんどい様子ではありました。
ヘルパンギーナはまだありますが、水疱がつぶれたりしている方はほとんどありません。非常に赤くなっている状態にはなっています。休みの時から私も含めて3人の医師が診て、全員水疱はないねぇといいながら、ヘルパンギーナかなぁ、といったようなお子さんもありました。手足口病は一人も診ていません。手足に発疹が出ているから診てもらってきてください、と保育園で言われたお子さんたちは、全員手足口病ではありませんでした。全国的な報告もあまり増えてきていません。保育園で本当に流行っているのか、少し疑問です。
今週はCOVID-19の方が3人も!ありました。年齢の小さいお子さんはどうやら保護者の方から?保護者の職場では感染者がいたのですが、症状はあまりなく、熱のでたお子さんがコロナ陽性でした。他は高校生と職場で感染されたのか?大人の方でした。京都府の感染状況をみていると、確かに少しずつ増えてきています。1昨年や昨年と比べ物にならないくらい少ないのではありますが。昨年のピークはこの第30週でした。1昨年は第30週にピークになって少し減って、第37週にもう少し大きいピークを作った、というような状況でした。どうなるでしょうか?大人の方はコロナ検査されますか?と聞いてもいいです、と言われる方も多いです。
急性呼吸器感染症は男性23人、女性25人とかなり少なくなりました。1〜4歳は19名、5〜9歳も14名と同じくらいでした。10歳以上、男性が8名ありました。京都市は区によって報告数のばらつきが多いのですが、当院は京都市、京都府、全国的な報告の平均数と同じになっています。
最近は夕立が降ってくれる日もありますが、相変わらず体温越えの日々が続きます。発生する台風は関東地方に向かって真っすぐ北上するようです。最高気温40度の数字を目にしてクラクラしています。
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