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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年11月4日〜11月10日
(第45週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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感染性胃腸炎 |
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1
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1
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2
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1
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1
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6
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水痘 |
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0 |
手足口病
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1
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1
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1
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1
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4
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
7日の木曜日はとても寒かったでした。最高気温は15度を切り、木枯らし1号も吹きました。が、その後は気温は上がっています。どうも過ごしにくい毎日です。
こんな気温の変化の激しい日々なのですが、病気のお子さんは多くは無かったです。インフルエンザワクチン接種の方が増えてきていますので、待合は少し混雑していたりしますが。今週一番多かったのは感染性胃腸炎でした。とはいえ6名のみです。保育園や学校で流行っている訳ではなく、いずれも単発で、小さいお子さんは下痢中心。少し大きいお子さんは腹痛、食べられないと言った症状でした。全国の報告を見てもまだ増えてきていません。
さすがに手足口病は減りました。今クラスで多いです、という保育園もありますが、もうボチボチでなくなっていくと思われます。高熱がでて大きい水疱のできている方もありました。口は舌にできていて、少し痛くてもまあ食べられている状態なのが幸いでした。
溶連菌感染症は1人だけでした。兄弟が同じように咽頭痛があっても、咳鼻水が出ていたりして陽性にはならなかったりしています。強い咽頭痛を訴えるのですが、溶連菌は陰性である例の方が多かったのでした。
厚労省は、11/8に第44週(10月28日〜11月3日)の感染症発生動向調査で、全国に約5000ヵ所あるインフルエンザの定点当たり報告数が1.04となり、流行開始の目安としている1.00を上回ったことから、インフルエンザが流行シーズンに入ったと発表しました。昨年を除いて、この10年間では最も早い流行入りということです。都道府県別では、沖縄(10.64人)が最も多く、静岡(2.09人)、千葉(2.00人)、16県で1人以上でした。ちなみに京都は0.36人で多くはありません。近辺では流行はなく、少し前より減っている印象です。
10月末に京都府の山城地域で麻疹の報告がありました。40代女性、ワクチン接種歴は不明、渡航歴はなかったのか?2024年の麻疹感染者は京都府で3例目です。今は感染は広がっていないようです。
この後も少し気温の高い日が続くようです。が、朝晩は寒くなっているので、十分にお気をつけくださいね。ぼちぼち紅葉は楽しめそうですが、人出が多すぎて大変そうです。 |