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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年8月19日〜8月25日
(第34週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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感染性胃腸炎 |
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1
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2
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水痘 |
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0 |
手足口病
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1
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2
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1
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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1
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1
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百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
少し台風の影響があったのか、週の初めは雨で気温の低い日もありました。が、やはり最低気温28度、最高気温38度とウンザリするような日もあったのでした。
お盆休み明けになりますので、報告すべき疾患は非常に少ないです。
手足口病はかなり減ってきていましたので、まだ少し流行している所がある、という状態です。湿疹は軽いタイプばかりですが、熱が続いて口の痛みが強い方もおられました。
今の時期は一番少ない感染性胃腸炎。年齢の小さいお子さんは、保育園で少し多い、という所もありましたが、他は大きいお子さんで、腹痛が強かったり、細菌性胃腸炎かも、というような例でした。
久しぶりに突発性発疹がありました。子どもが減っていることもあるのですが、他の地域でも突発性発疹が減っていることと、罹患年齢が上がっていること、というのが小児科医の共通の認識であるようです。母親とのスキンシップが減っているのかも(親から感染するので)というようにも言われています。
新型コロナウイルス感染症は昨年と同じカーズを描くとしたら、増えてくると思っていましたが、その後少なくなっています。今週は疑わしくて検査をしても皆さん陰性でした。これで今年の夏の流行は終わったのでしょうか。
今年はマイコプラズマ感染症が多いと盛んに言われています。例年は8月中旬は一番病気の少ない時期になるのですが、今年はお盆休みの間も、高熱〜咳がひどくて受診された方が多く、肺炎があったり(軽症ですが)、マイコプラズマと思われるお子さんが非常に多かったということです。当院でも、調べていませんがおそらくマイコプラズマなんだろう、という方たちがとても目立っていました。咳のひどいお子さんにはマクロライドの抗生物質を出すことが多くなっています。
もう来週からは新学期が始まります。半ばには台風10号が日本上陸の恐れあり。京都直撃かも。かなり勢力が強い台風なので、被害が心配されます。皆様十分にお気をつけ下さい。
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