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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年6月3日〜6月9日
(第23週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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1
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1
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A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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1
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2
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5
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感染性胃腸炎 |
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1
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1
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1
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2
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水痘 |
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0 |
手足口病
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1
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1
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1
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1
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4
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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1
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1
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百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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1
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1
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麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
週末は気温が上がりました。そして日曜日は天気が悪く気温が下がって、最近はずっとこの繰り返しです。今年は梅雨前線は北上していないので、梅雨入りはまだなんですね。
溶連菌感染症は同じ数で続いています。咽頭痛が非常に強くても陽性にならない人、あまり赤みがなくて特徴的な咽頭所見がなくても、熱があって少し咽頭痛があれば陽性になる人、といろいろです。季節的には多くなる時期ですが、クラスでたくさんの人が感染している訳ではありません。
今週は感染性胃腸炎は少なかったでした。溶連菌感染症と同数です。年齢の小さいお子さんと、20歳以上の方と。家族内感染はありません。今後は夏に向けて少なくなって行くと思われます。
コロナ後、2年に一度の流行周期が戻った手足口病。本来は今頃から増えてくる筈が、ここ2年ほどは夏場にあまり多くならなかったので、早く流行が始まったような報道です。また、テレビ等で非常に大きく取り上げられているのが、異常な印象でもあります。基本は軽い病気なのですが、髄膜炎を起こすことがあるとか(確かにそうなのですが、最近はほとんど報告は無いです)、要らぬ不安を煽っているようであります。流行の年には大人も感染するし、今週は10歳代の感染者がありました。典型的な発疹の出る方が少ないのが難点です。
当院では診ていませんが、少し増えてきているようなCOVID‐19。昨年をなぞるかのように増えてきていましたが、先週は少し減ってました。今後はどうなるでしょうか?
山の家の校外学習が復活して、気温差が激しい時期なので、体調を悪くする方が散見されました。修学旅行後に発熱者がたくさん出た学校もありました。来週はまた最高気温が30度を超える予想もあります。本当に適応の範囲を超えている!と感じますね。
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