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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年3月4日〜3月10日
(第10週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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1
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1
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4
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感染性胃腸炎 |
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1
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1
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1
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1
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1
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5
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水痘 |
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0 |
手足口病
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1
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1
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
いつまでも寒い3月です。雪が舞った日もありました。風は冷たくても、街の中はいろいろな花が咲きだして、明るくなりました。
寒くなって増えてくるかと思いましたが、インフルエンザは多くはありませんでした。今になって学級閉鎖になった、という学校もちらほらありましたが。年齢の小さいお子さんは家族内感染で、保育園での流行も少なくなりました。感染者が出ても単発のようでした。全国でもほとんどの地域が減少しています。北海道や山形、四国地方では前週より増加している所もありました。今は北海道が一番報告数が多くなっています。国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2024年第5週〜2024年第9週)ではB型が167例(63%)、AH3亜型が57件(21%)AH1pdm09が42件(21%)の順となり、やはり今はB型中心になっています。当院でも変わらず陽性になるのはB型だけでした。
感染性胃腸炎が一気に少なくなりました。大人の方もありましたが、家族内感染ではありませんでした。、先週に西京区内の小学校でのノロウイルス胃腸炎の集団発生が報告されていました。今後はどうなるでしょうか?
少し前から溶連菌感染症は出ていましたが、今週は1歳、2歳と年齢の小さいお子さんが陽性になっています。あまり喉の痛みは訴えられないのですが、食べる量が減っている、と言われていました。咽頭発赤が強かったでした。発疹のみられた方もありました。コロナ禍で少なくなっていたので、昨年の寒い時期に非常に多くなりました。今年になってからも徐々に見られるようにはなってきています。今まででは、ゴールデンウィークあたりに春のピークがあったのですが、またそういう流行状況に戻るでしょうか?
特別扱いもこの3月で終了になるCOVID‐19です。今週は大人の方が1人のみでした。特別な治療も必要のない、子どもにとって軽いこの病気。今後は検査もしない、と言われている小児科の先生もあります。本当に検査は要らないかも知れませんね。
そろそろ卒園、卒業にむけて、お別れの行事が多くなる頃となりました。気温の低くなる日もまだありそうですが、徐々に暖かくなって来てくれそうです。
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