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いま流行りの病気
山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。
■= 10 ■= 1

2023年3月20日〜3月26日

(第12週)

6


12


1
2 3 4 5 6 7 8 9 10
から
14
15
から 
19
20



咽頭結膜熱 (プール熱)
            0
A郡溶血性連鎖球菌感染症
                            0
感染性胃腸炎 1
  1
1
2

1
1
1
  1
  1
1
 
11
水痘                             0
手足口病
                            0
伝染性紅斑(リンゴ病)
                            0
突発性発疹
                            0
百日咳
                            0
風疹
                            0
ヘルパンギーナ
                            0
麻疹
                            0
流行性耳下腺炎
                            0
RSウイルス感染症                            

0


インフル エンザ 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10
から
 
14
15
から
 
19

合計

16






      2

    2

1
1
2

3


5




 

16






20
から
 
29
30
から
 
39
40
から
 
49
50
から
 
59
60
から
 
69
70
から
 
79
80


           
                          0

【今週のコメント】
季節のイラスト週の半ばは最高気温25度を超えました。関東地方では観測史上最速を記録したようです。そのおかげで桜はアッという間に開花しました。卒業式には間に合わなかったでしたが。一転週末は雨で気温が非常に下がり、とても寒くなりました。あまりの差の激しさにとてもついていけません。
インフルエンザが少し増えました。先週も書きましたように、今増えていて学級閉鎖になった学校があるので、小学生が多いです。他の年齢は家族内感染です。少し多い幼稚園もあるようですが、もう春休みになるので、今からはあまり増えてこないと思われます。2023年第10週の定点当たり報告数は8.42となり、前週の定点当たり報告数11.10よりも減少しました。前週の報告数も増加している都道府県は5つあります。新潟、関東地方で多くなっているようです。京都市では20代の感染者が少しは目立っていましたが、相変わらず、15歳未満の感染者が80%あります。直近5週間(2023年第7週〜2023年第11週)ではAH3亜型が143件(94.7%)、AH1pdm09が1件(0.7%)、B型が7件(4.6%)となっているので、やはりB型は少し増えているようです。が、当院では今年になってからはまだ1例もありません。B型はいつも遅れて流行って来るのですが、どうでしょうか?
集団で出ているところがなくなっているので、感染性胃腸炎は少なくなりました。突然の嘔吐から始まるノロウイルスが原因と思われる症状の方はありましたが、兄弟間でうつっても、お父さんお母さんはあまり症状がなく、しんどい方はありませんでした。
今週も当院では新型コロナウイルス感染症の方は一人もありませんでした。京都市の新規感染者の報告数は3月初めからあまり変わっていません。休み明けは二桁にはなりますが、その後はまだ150少しの数になり、なかなかゼロには近づかないですね。第5波の時の感染者が一番少なくなっていた頃よりも、ちょっと少なくはなってきています。あの時はもうこれで終わりだと思っていました。厄介な変異株。今も出ているので、また感染が爆発することもあるのでしょうか?他の国ではあまり聞きません。日本でも新しい株がふえていますが、さほど多くはならないようです。新型コロナウイルスへの感染によってできる抗体を持つ人は、献血の血液を分析した結果、今年2月時点で全国で42.3%だったとする結果を厚生労働省が示しました。他の国に比べるとまだ日本では低いようです。
問題の花粉症。週末のスギ花粉飛散は雨のおかげで少なかったのですが、来週は多くなりそうです。基本的にはピークは過ぎているのですが、数が多いのでまだまだ要注意。ヒノキ花粉の飛散は少しずつ増えています。
桜の見ごろなのですが、雨のためにどこにも行けないです。が、今までのように、コロナで移動制限されることがなくなったので、春休みはいろいろと出かけられるのが楽しみですね。

ライン(ピンク)

● リンク
京都市衛生公害研究所 国立感染症研究所感染症情報センター

 

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