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いま流行りの病気
山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。
■= 10 ■= 1

2023年1月23日〜1月30日

(第4週)

6


12


1
2 3 4 5 6 7 8 9 10
から
14
15
から 
19
20



咽頭結膜熱 (プール熱)
            0
A郡溶血性連鎖球菌感染症
                            0
感染性胃腸炎       3


2

1
1
4



  1
  2

   
14



水痘                             0
手足口病
                            0
伝染性紅斑(リンゴ病)
                            0
突発性発疹
                            0
百日咳
                            0
風疹
                            0
ヘルパンギーナ
                  1
        1
麻疹
                            0
流行性耳下腺炎
                            0
RSウイルス感染症                            

0


インフル エンザ 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10
から
 
14
15
から
 
19

合計

61





    3


4



5




6





9








4



6





5




5




12

 
59












20
から
 
29
30
から
 
39
40
から
 
49
50
から
 
59
60
から
 
69
70
から
 
79
80


           
  2

                      2

【今週のコメント】
すいか警報級の大雪が降りました。京都各地でも30p近い積雪がありました。普段あまり大雪の降らない地域での雪の対策はとても弱いですね。とはいえ、一気に雪が降ったので、積雪地帯でも混乱はみられています。除雪作業中等で亡くなられた方もあり、まだまだ警戒していかないといけません。
インフルエンザが増えてきました。すべてA型です。まだ感染者が出ていなかった保育園でもみられるようになりました。小学校の学級閉鎖も増えてきています。今週は高校生以上の感染者がなく、大人でお子さんからうつられたのも2人だけで、家族の皆が感染されたという例は非常に少なく感じました。数の印象からすると、大流行ではなさそうです。あと1〜2週でピークを迎えるものと思われます。その後B型が増えてくるのかどうかは全く予測がつきません。インフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2022年第51週〜2023年第3週)では、AH3亜型が109件(95%)、AH1pdm09が5件(4%)、B型が1件(1%)の順でした。都道府県別では沖縄がダントツで多くなっています。
感染性胃腸炎は少なくなってきました。京都市及び全国の過去5年平均の推移を見ると、例年、11月頃から報告数が増加し、12月にピークを迎えています。今シーズンは多くないかと思っていましたが、1月が一番多くなったようです。ノロウイルスが原因と思われるご家族もありましたが、お子さんだけでご両親はあまり症状はでませんでした。京都市の集計では1歳以下で全体の2%を、5歳以下で全体の60%前後を占めており、未就学児の患者が多いですね。
今の時期に珍しいですが、高熱があって、インフルエンザもコロナも陰性のお子さんで、咽頭に典型的なヘルパンギーナの水疱のある方がありました。
やっと第8波の感染者数が減ってきた新型コロナウイルス感染症。死亡者数も少なくなっています。5月の連休明けには第5類への移行が決まりました。どちらの熱かわからないので、インフル、コロナの両方検査して、コロナだと隔離期間も長いし、家族も濃厚接触者という名のもとに隔離をしないといけないので、インフルエンザが陽性なら、良かったですね、などと言ってしまいます。そして第8波で決して収束してくれなさそうです。今はまた新しい株が出現しており、これほど早いスピード変異していくウイルスは今までになかったですね。本当に謎だらけのウイルスです。
来週の半ば以降は寒さも緩んで来るようです。寒さがあまりに続くと本当に参ってしまいます。暖房なしの生活は考えられず、地球の破壊?には歯止めがかからないかもです。


ライン(ピンク)

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京都市衛生公害研究所 国立感染症研究所感染症情報センター

 

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