【今週のコメント】
夏休みが始まりました。始まってすぐはカレンダーにない連休。当院は休ませていただいておりましたが、祭日である、と言うことの認識のない方はたくさんおられたようでした。
開けていたのは4日で、決して少ないわけではありませんでしたが、報告すべき疾患は少なかったでした。
感染性胃腸炎は3名のみです。基本的には一番少ない時期になります。夏風邪の一つとしておなかの症状が目立つ方がある、と言う方たちだけでした。逆に水分摂取の問題なのか、便がでなくての腹痛のお子さんたちがありました。
他には高熱のみの症状の方。外に出かけていたり、スポ―ツをしていて帰宅後の熱発となると、熱中症か?と思われる方が多いです。いつも説明はしているのですが、この熱と言う字のせいで熱がある、ということを連想するのでしょうが、本当の熱中症で熱が上がる場合はかなり重症で救急車を呼ばないと行けないレベルになります。お子さんの場合はほとんどは意識もあって元気な夏風邪であります。今の時期は室内でも、水分摂取が十分で無いと熱中症を起こされる方は多く、特に高齢者の搬送数が非常に多いようです。
保育室では、兄弟の一人(2歳代)の方のRS陽性で、同胞も保育園には来てはいけない、というようなよくわからない理由で預かることがパラパラ。こちらでは相変わらず、高熱が続いて咳もあり、調べても陰性、検査結果は良好、というお子さんの方が圧倒的に多いです。全体的には保育希望者も減ってきています。
新型コロナウイルス感染症、東京は第4波が低かったので、今第5波の感染者数はとても増えています。詳細を発表しなくなりましたが、オリンピック関係者の感染も多そうです。減らす努力していませんし。と言うか緊急事態宣言は意味ないので、止めれば良いのに、と思います。前回も書きましたが、幸い死亡者の報告が少ない。入院される方は当然多いですが、重症者の割合も幸い少ないです。世界的には増えているのはインドネシア、バングラディシュ等です。
蝉の声はうるさいくらいですが、子どもたちが外で遊ぶ元気な声は聞こえません。暑すぎるし…、マスクをつけては遊べないし、海水浴場は閉鎖されていたり、イベントは中止だったり…。ちょっとため息がでますね。 |