|
山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2025年2月10日〜2月16日
(第7週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
|
|
|
|
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
|
|
|
0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
|
|
|
|
1
■ |
|
|
1
■ |
|
|
|
|
|
|
|
2
■
■ |
感染性胃腸炎 |
|
1
■ |
5
■
■
■
■
■ |
2
■
■ |
1
■ |
2
■
■ |
2
■
■ |
|
2
■
■ |
|
2
■
■ |
2
■
■ |
|
3
■
■
■ |
|
水痘 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
手足口病
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
|
|
|
|
|
1
■ |
1
■ |
|
|
|
|
|
|
|
|
2
■
■ |
突発性発疹
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
百日咳
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
風疹
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
ヘルパンギーナ
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
麻疹
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
流行性耳下腺炎
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
RSウイルス感染症 |
|
1
■ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1
■ |
|
|
|
【今週のコメント】
週明けはまだ気温が低かったので、北側の屋根や軒先に落ちた雪はなかなか溶けませんでした。半ばに降った雨でやっとなくなりました。日曜日は気温が上がって、豪雪地帯では今度は雪崩注意報です。なかなか気が抜けません。
感染性胃腸炎はまだ多いです。増えているのかとも思いましたが、先週と同数の報告です。病児保育に来られるお子さんは下痢、嘔吐の症状のある方が多いです。小さいお子さんは下痢が治りにくいかも。一度よくなっていて、また嘔吐というのも小さいお子さんの特徴かもです。日本全体でも今は少し多い状況になっているようです。大人の方も感染して、2日ほど食べられないような状況になった方もありました。まだもう少しこの流行は続くでしょうか。
本当にインフルエンザは収束したかと思われます。が、今週は中学生と高校生でB型が陽性になりましたので、ちょっとびっくり。やはり国立感染症情報センターの集計の通りにB型は出ているようです。国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2025年第2週〜2025年第6週)ではAH1pdm09が262件(86%)、AH3亜型が32件(10%)、B型が11件(4%)と今までのようにAH1pdm09のみではなくAH3亜型やらB型も報告はありますが、先週と変わらず。B型の流行が始まる様子は今のところはないようです。
昨年は今頃が多かったCOVID-19ですが、今年はどうやら横ばいで、報告されている数は京都府も京都市も4人を切っています。内科の先生は、インフルエンザとコロナの両方の検査をすれば、インフルエンザではなく、コロナが陽性になると言われていましたが。皆さんの症状は軽いし、今後は風邪か何かわからなくなるのでしょうね。
RSウイルス感染症の報告数が増えてきているので、今週はそれっぽい症状のお子さんを検査したら陽性になりました。気管支炎の音は聞こえていましたが、飲めているし、眠れているし元気でした。熱は出ていましたが。最近はいつが多くなるのか全く分からなくなっています。新生児期のお子さんの鼻水、咳には気を付けた方がいいかもわかりません。
来週はまた最強寒気団がやってくるということで、最低気温がまた氷点下の日々になりそうです。梅の開花はまだまだ先かも。 |