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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2025年1月13日〜1月19日
(第3週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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感染性胃腸炎 |
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1
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1
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2
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1
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1
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1
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7
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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1
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1
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突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
日本海側の大雪の影響も少しは落ち着いて来ましたでしょうか?京都市街では氷点下の冷え込みもなく、まだ穏やかな日々でした。
2週遅れでデータが発表されるので、年末のインフルエンザの多さがとても話題になっていましたが、その後冬休みに入って報告数は減り、第2週でも微増の状態のようです。例年ならば学校が始まると増えてくるのですが、まだその兆候はないようです。今年の流行はどうなるでしょうか?非常に多かった九州地方では報告数は減ってきています。今年の感染者の年代では15歳以上が半数を占めています。14歳以下が75%であった昨年とは違って、やはり大人の方が多いようです。国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2024年第50週〜2025年第2週)ではAH1pdm09が263件(94%)、AH3亜型が14件(5%)、B型が2件(1%)の順となっています。相変わらずAH1pdm09が流行の中心ですが、発生以来15年以上経ち、その後もコロナで変化したものの、2年に一度の流行は繰り返していますので、今更特に問題になるようなタイプではないですね。
COVID-19は当院ではありませんが、京都府の報告では微増。昨年の今頃と比べても報告数は多くはありません。これは何度も言っていますが、軽い症状の方は薬もないし、受診されない方が多いのだと思います。今後は風邪と同じレベルのものになっていくと思われます。また何か新しい感染症が発生するのでしょうか?
最近は1月に多くなる感染性胃腸炎ですが、当院では先週よりも少なくなりました。が、突然の嘔吐からはじまるノロウイルス胃腸炎を思わせるお子さんはおられ、家族の方にもうつっていました。保育園の中ではさほど広がっていないようです。
全体に今週は病気も少なく静かな1週間でした。寒さの峠は越えたようなのですが、暖かすぎる冬というのも少し気持ちが悪いかも知れません。上着の下は半そでの元気なお子さんたちが、いつまでも元気でいられますように。
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