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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年7月29日〜8月4日
(第31週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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0 |
感染性胃腸炎 |
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1
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1
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1
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1
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水痘 |
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1
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1
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1
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3
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手足口病
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3
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2
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3
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4
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2
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1
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1
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
8月になりました。その前から猛暑の連続ではあります。もう酷暑という言葉も通り越して、命に関わる暑さなどと言われるようになりました。熱中症の搬送者もあとを絶たないです。家の中でもクーラーが無いと生活できませんね。
手足口病はまだまだ少なくなりません。日本全体の報告数を見ていると、大流行した2019年と同じくらいの数でピークとなって今は減りつつあるようです。京都府、京都市も同じような感じで減ってきています。流行している園が次々と変わっていっているので、当地域ではまだ多いようです。最近の手足口病は熱もでない、口の痛みもない。手足に発疹が出ているから、診てもらって来てください、というものがほとんどで、昔ながらの軽い手足口病ですね。小学生も感染しています。が、皆さん軽症です。
次に多いのはやはりCOVID‐19でした。大人の方の感染が非常に多くなっています。当院にはあまり大人の方は来られませんので少ないのですが、幼児さんたちはご両親から感染されて陽性になっています。祖母から感染された乳児さんもありました。小学校では夏休みですが、学童があるので、パラパラ出ています。保育園の中で流行しているところはありません。夏休みで移動が多くなってそこで感染されたお子さんも多くなりました。昨年とちょうど同じような増え方をしているようです。多かった沖縄や九州の南部地方ではすでにピークを越え、九州の北部地方は微増しているところもありますが、もう少しで減ってくるかもです。昨年と同じ動きをするのならば、日本全体ではお盆休みで報告数が減ったのちに少し増えて第37週あたり、9月上旬がピークになると思われます。症状は皆さん軽症です。
ワクチン2回接種済の水痘が3名です。発疹は数が少なくて、非常に診断しづらいです。小学生の感染者もあり。学童で広がるでしょうか?ワクチン追加接種の対策が必要になりそうです。
週末にやっと夕立が降って、少し潤いました。これで少しは気温が下がってくれるでしょうか?もうすぐお盆休みになりますね。 |