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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年2月5日〜2月11日
(第6週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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0 |
感染性胃腸炎 |
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1
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2
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2
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1
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4
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3
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2
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1
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2
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3
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水痘 |
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2
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2
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手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
寒い週明けでした。急に気温の上がった日もありましたが、すぐにまた週末は寒くなりました。雪が降ったところもあったようです。
先週末が寒かったせいか、インフルエンザがまた増えました。週の初めの月曜日はインフルエンザが陽性になった方が非常に多く、今季で一番多い日でした。京都市では第5週に定点当たり報告数が「30」以上になりましたので警報が発令されました。全国的にも増えている都道府県が多いのですが、福岡県(57.36)、沖縄県(41.00)、佐賀県(40.31)、宮崎県(39.14)、大分県(32.34)といった九州沖縄の地域が非常に多くなっています。次いで奈良県、熊本県、そして京都府です。減っているのは東北、関東地方などで13都道府県ありました。当院ではそのほとんどがB型。A型が陽性になるのは非常に少なく、火曜日以降はB型のみしかでなくなりました。国内のインフルエンザウイルスの検出状況では、直近5週間(2024年第1週〜2024年第5週)でAH3亜型が95件(51%)、B型が55例(29%)、AH1pdm09が38件(20%)となりやはりB型が多くなってきています。それでもまだAH3亜型が多いようですが。B型は、明日から集団生活に復帰できる、という時に、熱がまた上がったりする人が(熱は続かないのですが)おられるようです。
感染性胃腸炎はずっと20人少しの報告数が続いています。保健センターが調査に入った他の保育園でもノロウイルスが原因でした。他の保育園では集団で発生している所はあまりなさそうです。京都市では胃腸炎の報告数は横ばい。全国的にもぼちぼち少なくなってきているようです。今後はおそらく多くはならないでしょうか?
今週もCOVID-19とインフルエンザB型の同時感染者は1名ありました。高熱が持続した、という印象ではありません。そのコロナがもっと増えてくるのかと思いましたが、先週より少なくなりました。コロナが出ている、という保育園はあるので、年齢の小さいお子さんと、小学校高学年以上。高校生の方は学校では全部流行っているので、どちらに感染するのかわからない状況です。また、コロナもインフルも陰性なのに、高熱が続いている人もあり、咳がひどかったり、熱のみであったり、何が原因なのかよくわからない方もおられます。
来週は急に暖かくなります。最高気温18度!その差5度以上。スギ花粉も一気に飛散開始になりそうです。今年はすでに症状の出ている方も多く、嫌な季節が始まりますね。
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