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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年1月29日〜2月4日
(第5週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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2
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感染性胃腸炎 |
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1
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3
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4
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1
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1
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5
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1
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2
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1
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1
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2
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1
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
2月になりました。新しい年になって、もう1か月経ちました。暖冬ではあるのですが、周期的に寒波到来。京都府でも週末は積雪の予報もありましたが、実際には冷たい雨が降ったのでした。
インフルエンザは増えませんでした。陽性になるのはほぼB型ばかりになりました。2週前の報告では、28都道府県で前週の報告数よりも増加し、19都道府県では前週の報告数よりも減少しているということで、少なくなってきている都道府県が増えています。今多いのは九州地方、福岡、宮崎、大分県がまだ警報発令地域です。京都市も増えていますが区によって差はあります。国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第52週〜2024年第4週)ではAH3亜型が89件(52%)、AH1pdm09が49件(29%)、B型が33例(19%)と、やはりB型の分離が増えています。今のところビクトリア系のみです。
大人の方の発症が少なかったので、先週よりやや増だけなのですが、感染性胃腸炎が多くなっています。西京区内の保育園で、職員も含めたノロウイルスの集団発生が報告されています。今週も検査が入った保育園があるので、数か所で流行しているようです。最近は流行のピークになる時期が少し遅くなっているのかもしれません。年齢の小さい方は下痢が少し残ります。
増えつつあるCOVID-19。今週はインフルエンザのB型と同時感染されていた方が2例ありました。学校で流行しているのはB型インフルエンザのほうが圧倒的に多いので、コロナは何処で感染したのかよくわかりません。コロナは2名とも初感染で、症状が重いのかどうなのか??高熱の続く期間が少し長かったかも知れません…。最近は熱のお子さんには両方がわかる検査キットを使っているので、保育園児でもコロナが陽性になるお子さんが結構あります。家族内感染ではなく、どこでうつったのかよくわかりません。保育園内ではそれほど広がらないようです。ピークは1か月後くらいでしょうか?
来週初めはまた気温が低い日がありそうです。その後も最高気温は10度少し。1年で一番寒い時期になります。生活発表会の時期であったりするのですが、そこで感染症が広がらないことを祈ります。
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