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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年1月8日〜1月14日
(第2週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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0 |
感染性胃腸炎 |
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1
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2
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3
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
週の初めはとても冷え込みましたが、その後は例年どおり〜やや高めの日々で、週末は雪がちらついたりもしました。被災地では雨や雪の悪天候が続き、仮設住宅の建設はやっと始まりそうです。
インフルエンザは少しは多くなりました。が、まだ急に増えている、とは感じられません。学校が始まりましたので、今から多くなってくると思われます。やはりB型も陽性になります。B型の流行開始は今年は早そうです。全国的には沖縄県、岐阜県以外は第1週は前週よりも減っています。お正月をはさみましたので、取りあえずは減少傾向です。国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第49週〜2024年第1週)ではAH3亜型が103件(57%)、AH1pdm09が64件(35%)、B型が14例(8%)と、今までとはさほど変わらず、B型が非常に増えているわけではなさそうですが。今までならば、B型の流行開始は2〜3月ごろでした。過去にA型2種類とB型が流行した時は、A型に2回感染して、さらにB型にも感染した方はありました…。インフルエンザに関しては、頻回罹患される方、またワクチンを打たなくても一度も感染したことがない方も大勢おられます。このあたりの差も、なんなのかよくわかりませんね。
1月から感染性胃腸炎は増えてくるかと思いましたが、今のところまだ少ないです。突然の嘔吐といったノロウイルス胃腸炎を思わせる症状の方もあったのですが、これからでしょうか?
第10波が始まっていると見られるCOVID-19は、少しずつ増えています。年齢の大きい方がほとんどです。子どもさんから感染が始まることはないかと思われます。ワクチンは4月から有料となり、治療薬代や入院費の公費支援も3月末で終了する方向だということです。厚生労働省はインフルエンザなどと同じ通常の医療体制への移行を目指しており、新型コロナの医療費の自己負担は増える見通しです。
来週は最高気温は10度を切り、最低気温も氷点下という予想が続きます。これが本来の1月の寒さであるのでしょうが、総じて暖冬の今年は応えます。子どもたちは寒くても元気なのですが、大人の皆様方は寒さ対策を十分になさってくださいね。 |