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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年1月1日〜1月7日
(第1週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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0 |
感染性胃腸炎 |
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1
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2
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3
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
明けましておめでとうございます。
お正月に最大震度7を観測した能登半島地震。亡くなられた方は100人以上、行方不明の方も多く、関連死を含め276人が亡くなった平成28年の熊本地震以来のこと。被災された皆様には心からお悔み申し上げます。
また2日の羽田空港では、救援物資を運ぶ海上保安庁の飛行機にJALのエアバスが衝突。1月3日は北九州での火災と秋葉原刺傷事件…と災害続きの幕開けになりました。
2024年の第1週は5日、6日の2日のみの診療報告です。1月5日はお正月明けではありましたが、さほど忙しくはありませんでした。
インフルエンザの受診者も少なかったでした。が、今週はB型陽性のお子さんが二人ありました。中学校は1月5日から始まっていますが、行く前に感染してしまった方たちでした。お正月の移動の際に感染されたようです。小さいお子さん達は、親からの感染でした。京都府のデータでも、年末になり報告数は少なくなっていました。これから学校が始まって増えていくでしょうか?ウイルスの分離状況は直近5週間(2023年第46週〜2023年第50週)ではAH3亜型が205件(62%)、AH1pdm09が109件(33%)、B型が16例(5%)という状況で、まだ50週までのデータですが、B型の検出数は増えています。当院でもすでにB型2例でしたので、こちらも、例年より早く流行し始める可能性があります。
全体に受診者が少なかったので、感染性胃腸炎は3例のみ。しかも大人の方が2例。昨年末から今年にかけて、感染性胃腸炎が院内で非常に広がった病院もあり、(今のところまだ原因は不明ですが)感染力の強いノロウイルス胃腸炎は、昨年のように1月から多くなるかもしれません。
報告数が増えているCOVID-19は大人の方が2例。お一人はどこから感染したのかよくわからなかったでした。潜伏期間が少し長めですし、症状のあまり無い方もおられるので、悩ましいです。これからは第10波として少しずつ増えていくでしょうね。
週末は、日本付近は一時的に西高東低の冬型の気圧配置となり、上空には強い寒気が流れ込み、日本海側の地域では大雪となりました。成人式の祭日は全国的にとても寒くなりました。被災地にはつらい気候となってきています。少しでも早く、復興が進みますように。 |