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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2023年11月27日〜12月3日
(第48週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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2
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2
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A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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1
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2
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1
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6
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感染性胃腸炎 |
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2
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2
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1
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2
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1
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1
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2
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1
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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1
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1
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百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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1
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1
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麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
12月になりました。今年もあと1か月。毎年毎年、1年経つのがアッという間。しかもどんどん短くなっていると感じるのは、やはり歳のせいかもしれません。
どうなるのかあまり予測の付かないインフルエンザですが、少し気温が下がって、今週は増えました。保育園でも少し増えています。兄弟から感染して、中で少し広がったようです。小学生は学級閉鎖をしていた頃にはうつらず、今はクラスではあまり多くないけれども感染したりと、よくわかりません。20歳以上の方、保護者ではなく、職場では多かったり、あまり聞かないけれども、インフルエンザである、という例が少し目立ちました。全員A型です。この冬以来2度目の感染者もおられました。日本全体でも増えています。国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第43週〜2023年第47週)ではAH3亜型が125件(57%)、AH1pdm09が90件(41%)、B型が3例(1%)の順になっています。A型は両方のタイプが流行しているようですので、どちらであるかはわからないですね。
やはり感染性胃腸炎が増えてきました。嘔吐をしている子が多いです、という保育園もありました。ノロウイルス胃腸炎を思わせる家族内感染もみられています。幸い皆さん軽症です。
溶連菌感染症が多くなっています。いつも12月中旬にピークを作りますが、今年はかなり数が多そうです。十分な期間、抗生物質を服用したにも関わらず、しばらく経ってまた感染するというような例が、今年は目立つ気がします。
朝の冷え込みはかなり厳しくなりました。が、12月にもなったのに、まだ最高気温が15度を超える予想があったり、10度を切ることもなさそうで、今年は暖冬なのでしょうか? |