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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2023年10月23日〜10月29日
(第43週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10
14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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1
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1
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1
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5
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感染性胃腸炎 |
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1
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2
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3
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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1
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1
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2
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麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
雷雨予報の出ていた23日。早くから雷が鳴りだして、降り出したなと思ったらヒョウ!でした。バリバリと屋根をたたく音。関東地方では大きな被害も出たようです。これも異常気象の影響があるのでしょうか。
週の始めはインフルエンザの方はおられず、その後もあまり増えませんでした。西京区では、以前よりも学級閉鎖のところは少なくなり、減少傾向ですが、他地区では増えてきているので、京都府でも注意報基準値を超えました。全国的にも減少しているのは沖縄のみ。他府県ではすべて増加してきています。これから寒くなって増えていくのでしょうか?本来は乾燥した気温の低い時期が好きなウイルスです。検出状況をみると、直近5週間(2023年第38週〜2023年第42週)ではAH3亜型が118件(71%)、AH1pdm09が47件(28%)、B型2例(1%)の順であり、A型は両方出ているけれども、AH1のほうが多いようです。やはり冬も感染して、今も、という方はありました。
今週もCIVID-19はありませんでした。出ています、というところもあまり聞かなくなりました。高熱が出て流行状況のわからない場合は、両方の検査をするのですが、コロナは陽性になりません。またどちらも陰性のことも多いです。問題は検査キットが手に入りにくくなっていることでしょうか。コロナは自宅で検査をして陰性、と言われる方はありますが、インフルエンザの検査キットは市販されていません。市販され出すとそれはそれで本当に正しいか、ということも考えないといけないと思います。
溶連菌感染症が目立ちました。繰り返し感染するお子さんもあります。
寒くなりましたが、感染性胃腸炎は増えてきていません。感染力の強いものもありませんでした。
運動会シーズンも終わり、次は遠足ですね。いろいろな行事が復活してきています。今まで通りとはいかないスケジュールに変わったりもしています。それはそれで楽しむことができれば良いですね。 |