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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2023年10月9日〜10月15日
(第41週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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1
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1
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4
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感染性胃腸炎 |
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2
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1
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2
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5
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
寒くなった、ということに慣れると、今は気持ちの良い時期でありますね。晴れの日は空が青くとても澄んでいます。週末の夜は雨が降りましたが、日曜日は秋晴れとなりました。紅葉にはまだもう少し。
インフルエンザはあまり変わらないようです。10代の方たちの感染は相変わらずですが、幼稚園や保育園でも感染者が増えてきています。全体に軽症であるという印象です。流行しているところで、休みの間熱はありましたが、しんどくないので受診せず。熱は下がったけれども、咳が多いのでその薬を下さい、というような方もありました。検査はしていません。全国的には相変わらず沖縄は増え続けていますが、他の地域は微増。どこの地域も大流行にはまだいたっていません。検出されるウイルスは直近5週間(2023年第36週〜2023年第40週)ではAH3亜型が80件(71%)、AH1pdm09が31件(28%)、B型1例(1%)と、AH1pdm09型が増えています。冬に感染して、今回2度目という方がまたおられました。
第9波も収束に向かっていますCIVD-19。今週はご両親の感染から始まって、お子さんにもうつった、というその1家族のみでした。ワクチンを開発された方たちがノーベル賞を受賞されました。変異したウイルスに対応したワクチンを作っても作っても、ウイルスはどんどん先をいって変異してしまう、という後手後手の対応なのですが、RNAワクチンという製法を開発したこと。重症化を防ぐことには役立っているということに対する評価なのでしょう。日本ではお金をかけて購入して、余ったワクチンはどんどん捨てられている、という状況です。このツケはいつ私たちにまわってくるでしょうか?
溶連菌感染症は多くなったり少なくなったりです。
まだ感染力の強いものは見られませんが、寒くなるにしたがって、感染性胃腸炎は増えて来るでしょう。
朝晩の冷え込みには慣れてきましたが、来週はもっと冷え込む日があるようです。子どもたちはまだ半袖で元気なのですが、肩と腰はあまり冷えないようにしてくださいね。 |