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いま流行りの病気
山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。
■= 10 ■= 1

2023年2月6日〜2月12日

(第6週)

6


12


1
2 3 4 5 6 7 8 9 10
から
14
15
から 
19
20



咽頭結膜熱 (プール熱)
            0
A郡溶血性連鎖球菌感染症
                            0
感染性胃腸炎     1
2

3


  1
  3


         
10
水痘                             0
手足口病
                            0
伝染性紅斑(リンゴ病)
                            0
突発性発疹
      1
                    1
百日咳
                            0
風疹
                            0
ヘルパンギーナ
                            0
麻疹
                            0
流行性耳下腺炎
                            0
RSウイルス感染症                            

0


インフル エンザ 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10
から
 
14
15
から
 
19

合計

73








    1
3


3


6





6





8







5




7






7






21

1
68












20
から
 
29
30
から
 
39
40
から
 
49
50
から
 
59
60
から
 
69
70
から
 
79
80


           
  2

3


                    5




【今週のコメント】
すいか今週は1日雪マークがついている日がありましたが、京都はその日は雨でした。関東地方では雪が降りましたが、幸い大きな被害は出なかったようです。
インフルエンザは先週より微減なのですが、これは土曜日が祝日で診療がなかったからだけのような気がします。いつもながら土曜日の祝日は、普段から土曜日の休みは当たり前な方たちにとっては、医院が休みであることには気づかれず、たくさんの電話がありましたが、用事があるので残念ながら電話に出ることはできませんでした。どちらにしてもそのたくさんの方たちを自分一人で診療するのはとても無理なのでしたが。1週間の報告数が100名を超えないので、大流行ではないかもです。金曜日は雨なので?少なくなっていました。今週がピークでしょうか?第5週の報告数の都道府県別では沖縄県(47.18)、福井県(35.46)、大阪府(29.91)、京都府(27.02)、福岡県(24.30)、石川県(22.92)といった順です。京都府ではまだですが、京都市では第5週で30を超えたので、警報レベルとなりました。全国の定点あたり報告数は12.7であり、まだ注意報レベル(基準値10)です。第5週までの今シーズンと過去のシーズンにおける京都市の年齢階級別報告数を比較すると、5〜9歳の患者が多く、逆に30歳以上の患者は少なくなっており、全国でも同様の傾向となっています。特に10歳未満の患者は例年どおり多く、京都市・全国ともに過半数を占めています。やはり今年は大人の感染は少ないです。検出されるウイルスは、直近の5週間(2023年第1週〜2023年第5週)では、AH3亜型が205件(96%)、AH1pdm09が7件(3%)、B型が2件(1%)の順で圧倒的にAH3ですね。
感染性胃腸炎はやっと少なくなりました。季節的にはもうあまり増えて来ないのではないでしょうか。ノロウイルス胃腸炎を思わせる症状の方はありませんでした。
早く終わって欲しい新型コロナウイルス感染症。かなり減っていますが、まだまだゼロにはほど遠いです。
東京財団政策研究所では、日本全国および主要5都道府県(北海道・東京・大阪・福岡・沖縄)の集団免疫レベルの推計を行ない、その結果です。
● 第7波直後の自然感染由来の免疫レベルが高かった沖縄では第8波の流行が遅く、規模が小さかったが、同免疫レベルが低かった北海道では第8波の流行が早く、規模が大きかった。
● 現在はどの地域でも集団免疫レベルはおよそ0.7(70%)であり、過去最高の水準となっている。そのため、しばらくは流行が抑制されることが期待されるが、免疫の減衰やウイルスの免疫逃避による再流行の可能性は否定できない。

ライン(ピンク)

● リンク
京都市衛生公害研究所 国立感染症研究所感染症情報センター

 

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