山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。
■= 10 ■= 1
2011年8月29日〜9月4日

(第35週)
6


12


1
2 3 4 5 6 7 8 9 10

14
15

19
20



咽頭結膜熱 (プール熱)
          1
      1
A郡溶血性連鎖球菌感染症
                            0
感染性胃腸炎     2

1
              3


   
6




水痘       1
  1
                2

手足口病
  1
1
1
  1
1
            3


8






伝染性紅斑(リンゴ病)
                            0
突発性発疹
    1
                      1
百日咳
                            0
風疹
                            0
ヘルパンギーナ
  1
                        1
麻疹
                            0
流行性耳下腺炎
                        1
  1
RSウイルス感染症                             0

インフル エンザ 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10

14
15

19

合計
0
                          0
20

29
30

39
40

49
50

59
60

69
70

79
80


           
                          0

【今週のコメント】
9月になりました。小学校は殆どのところで29日から始まっています。週末は大型の台風が随分のろのろとした速度でやってきて、色々なところでまた大きな被害をもたらしました。
夏休みが終わって、やはり病気は多くはありません。手足口病が先週より少し増えたようですが、大人の方が子どもから両親ともにうつってしまった!ということで大人の方が結構熱も高くて湿疹もひどく出て大変だったようです。やはり爪の剥離をきたした方が来られます。他の病気のついでに、爪がういてきているのですが、何故でしょうか?と質問される場合もあり、皆さん手足口病にかかっておられました。こういう事は本当に過去には経験が無かったですね。水疱の大きさといい、出現場所といい、今迄とは全く違いました。今年の手足口病はこんなんです、と言い続けていました。重症な脳炎等は全く報告が無いのが幸いです。感染性胃腸炎はやはり多くは無いのですが、先週も書きましたように突然嘔吐しだして吐き続ける、という夏風邪のウイルスによるよりも少ししんどいお子さんが増えて来たようです。とはいえまだ10人以下です。またまだ点滴が必要、というほど重い方もありません。京都市内の高校でインフルエンザの患者さんが出ている、という話を聞きました。確かに大きいお子さんや大人の方で、高熱が続いてハナも出ていて、夏風邪ではなさそうな感じの方も数人ありましたが、当院では検査はしていませんでした。確かに無い事は無いと思いますが、今の時期のインフルエンザは余り広がったりはしないので、静観、で良いかと思います。
今から10月の上旬までは一番病気の少ない時期になります。が、ぼちぼち残暑も峠を越えて朝晩涼しくなるでしょうから、体調管理に気をつけて下さい。

子宮顕癌ワクチンについて
高校2年生の接種は第1回目を9月30日までに接種しないといけない事は周知済みですが、高校1年生についても、助成制度は来年の3月31日までですので、3回全てを終了するためには9月30日までに第1回目の接種をすましておかないといけません。
それ以後の接種になりますと、2回目までは無料で接種できますが、最後の3回目が3月31日を過ぎてしまいますので有料になります。ご注意ください。



■今週のトピックス<2011/2012シーズンのインフルエンザワクチン>

今シーズンのインフルエンザワクチン株が決まりましたのでお知らせいたします。昨シーズンは2009AH1型と、以外にもAH3型も見られ、B型の流行年にもあたりましたので、そこそこの流行となりました。今年はどうでしょうか?

[ワクチン株]
2011-2012年のインフルエンザワクチン製造株の内容は、以下の通りです。
A/California(カリフォルニア)/7/2009(H1N1)pdm09  
A/Victoria(ビクトリア)/210/2009(H3N2)
B/Brisbane(ブリスベン)/60/2008(ビクトリア系統)
これは昨シーズンのインフルエンザワクチン株と3種ともに全く同じになります。昨シーズンのインフルエンザの流行ではウイルスの変異が見られなかった、ということです。

[接種量と対象]
インフルエンザワクチンの接種量が今シーズン(2011-12)から変更されました。
→6か月〜2歳は0.25ml、3歳以上は0.5ml。
現行の日本のインフルエンザワクチン接種量を見直すべきという研究結果が次々と報告され、2011-12年になって、厚労省はようやくワクチン接種量の変更を決めました。
また生後6カ月未満のお子さんは、罹っても重くならないということと、効果が悪い、という理由で接種対象から外されました。

感染予防ではなく、重症化予防のワクチンでありますので、うけるかどうかは個人個人で判断して下さい。

● リンク
京都市衛生公害研究所 国立感染症研究所感染症情報センター

 

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