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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年2月19日〜2月25日
(第8週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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2
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2
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感染性胃腸炎 |
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2
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1
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1
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1
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1
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3
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1
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1
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4
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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1
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1
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2
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百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
天気の悪い1週間でした。今週初めは暖かさが残っていましたが、後半は最高気温10度を切る日々となり、土曜日の久しぶりの晴天のあとは冷たい雨の降り続く1日となりました。
やはりインフルエンザは峠を超えたようです。学級閉鎖と言うことはあまり聞かなくなりました。日本全体の報告は2週遅れですので、まだ増加しているところが多いです。都道府県別では福岡県(56.48)、佐賀県(38.15)、熊本県(34.83)、大分県(34.34)、宮崎県(33.81)、奈良県(32.58)、京都府(30.44)の順になっています。陽性になるのはB型のみでした。金曜日が祭日でしたので、国立感染症研究所ではウイルス検出率の報告は先週と変わっていませんでした。感染者の年齢別群構成割合では、19歳までで80%近くあり、60歳以上の年齢層は5%以下とやはり高齢者の感染者は少ないです。昨シーズンは14歳以下の年齢層で80%、60歳以上は2%以下と、もっと少なかったのでした。
感染性胃腸炎は減ってきました。保育園内での集団感染もありませんでした。が、今週は家族内感染された大人の方が少し多かったでした。大人の皆さんは、薬を飲まないといけないほどではなく軽症でした。
第10波として感染者が増えていたのですが、COVID-19は第5週がピークだったようで、もう峠は超えています。当院でも第5週が一番多く、その時に1か月後がピークでしょうかと書いていましたが、今回はもう終わりそうな感じです。3月からは検査時の特別点数もなくなり、インフルエンザと同じ扱いになるので、もう特別な病気と思わなくて良いのでしょう。インフルエンザと違って、流行季節のよくわからない病気なので、いつ増えてくるかわかりませんが、子どもにとってはもう風邪なのでしょう。致死率はインフルエンザと同じになっていますが、高齢者にとっては入院する可能性も高いので、自己負担あり(7000円!)の定期接種が始まります。秋冬接種になるようです。夏にも流行するのですが…。まあ予防できる注射ではなく、重症化するのを防ぐのがその目的なので、それでも良いのかも??
もう2月も終わりになりますが、しばらくこの寒い日々が続くようです。最近は気候の変化がよくわかりません。もう身体がとてもついていけないのですが、子どもたちはジャケットの下は半袖だったりして!とても元気です。 |