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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年2月12日〜2月18日
(第7週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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1
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1
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A郡溶血性連鎖球菌感染症
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0 |
感染性胃腸炎 |
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3
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1
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2
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5
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3
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3
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4
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1
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2
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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1
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1
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2
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百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
最高気温の差が10度もある1週間でした。雪がちらついたところもあるのに、その2日後には最高気温は20度近くまで上がり、でも最低気温は低いので朝はとても寒かったのでした。
連休明けはインフルエンザがとても多かったでした。土曜日から熱が出ているけれども休みの間は病院には行けなかったということで、インフルエンザが陽性でも、薬はもう効かないかも、という方が結構おられました。また急病診療所に行かれた方は、受診者数が非常に多く、流れ作業??で検査をこなして、まるで戦場のようでした、と言われていました。ほぼB型のみなのですが、週末にA型が陽性になったお子さんが一人おられて、どこで感染した?とちょっと不思議でした。全国的にはB型は8割くらいのようです。週末は気温が上がったせいか、感染者は減って、結局先週よりやや多いだけで終わりました。嘔吐や下痢の症状が重なっているのが目立ちました。A型よりは咳はややマシなような気がします。熱が下がらなかったり、最初は微熱しか出ないので、薬は要らないかと思っても、飲まなければ高熱になってしんどかったり。A型とB型の違いははっきりはしませんが、薬の効果があまりない方が少し多いかもしれません。国内のインフルエンザウイルスの検出状況では、直近5週間(2024年第2週〜2024年第6週)ではAH3亜型が101件(41%)、B型が84例(34%)、AH1pdm09が61件(25%)とB型が増えてきています。B型はビクトリア株のみのようです。
感染性胃腸炎はずっと同じような数で続いています。幼稚園で感染者の多かったところもありました。家族内感染は今週はありませんでした。嘔吐している時は皆さんとてもしんどいのですが、何も口にしないようにすると回復は早いです。ただ普通に朝昼食べられるようになっても、夕食の頃になると嘔吐することがあるので、少しずつ摂取するようにしてください。
第10波の山はさほど高くならずにCOVID-19は横ばい状態のようです。一人から始まって家族全滅になったり、親と子どもは別々の時に感染したり(保育園ではあまり流行っていないのに)と、何に注意したら良いのかよく分からないですね。
気温が上がってスギの花粉が飛び出しました。嫌な季節の始まりです。来週は天気が悪く、また気温の上がり下がりも激しい1週間になりそうです。 |